
- 基礎知識
顔の印象を引き立てる!自分に似合う眉毛の見つけ方
顔の印象は眉毛が8割!?眉メイクが与える影響とは一体どんなものがあるのでしょうか。
より自信を持てるようになるために、自分に似合う眉毛の形で自然な美しさを引き出しましょう!本記事では、眉メイクが与える影響や自分に最適な眉デザインを見つけるための具体的な方法について詳しく解説します。
このコラムを読んでわかること
・眉毛の重要性
眉毛は顔全体の印象を大きく左右します。「顔全体の印象の80%は眉毛で決まる」とされ、整った眉毛は顔全体のバランスを整えます。またメイクを引き立てる役割を担っているため、ナチュラルに洗練された印象を引き出すことができます。
・眉毛の形のバリエーションと特徴
基本の眉毛の形にはアーチ型、エレガント眉、フラット眉があります。眉毛の特徴によって与える印象が異なります。特に、アーチ型は柔らかく優しい印象、エレガント眉はキリッとしたクールな印象、フラット眉は今っぽくカジュアル、ナチュラルな印象が特徴です。
・顔の形に合った眉毛の選び方
丸顔さん、面長さん、ベース型さんなど、顔の形も人それぞれ。その人の顔立ちに合わせた眉毛の形を選ぶことで、顔のバランスを整えることができます。例えば、丸顔さんにはアーチ眉が似合いますし、面長さんには平行眉だと顔全体のバランスが整います。
・眉毛のセルフケアとアイテムの使い方
眉毛を整えるために、アイブロウペンシル、眉用ハサミ、コーム、アイブロウジェルといったアイテムを使用しましょう。正しい道具の選び方や使い方によって、セルフケアでもサロン並みに綺麗に眉毛を整えることができます。また、アートメイクの施術を行うなど専門家のアドバイスを受けることで、より理想的な眉毛に仕上げることも可能です。
自分に似合う眉毛の形を見つける理由

眉毛は、顔の印象を大きく左右する重要なパーツです。顔全体のバランスを整えたり、印象をコントロールしたりすることで、その人の魅力を最大限に引き出します。また、眉毛が整うことで、自信を持って人前に立つことができます。ここでは、眉毛の形がどのように顔に影響を与えるのか、その理由を詳しく見ていきましょう。
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顔全体の印象を引き立てるため突然ですが皆さん、人の第一印象は3秒で決まるそうです。それも、印象のうち見た目が55%を占めるのだとか。(*メラビアンの法則による)
その中でも実は、「顔の印象の8割は眉毛で決まる」と言われているのはご存じでしょうか?
眉毛がそんなに重要な役割を担っているなんてびっくりですよね。
眉毛は顔のフレームのような役割を果たします。つまり眉毛が整っていると、顔全体のバランスがとれ、自然とシャープで整った印象になるということです。人の行動が他人にどのように影響を及ぼすかというと、話の内容などの言語情報が7%、口調や話の早さなどの聴覚情報が38%、見た目などの視覚情報が55%の割合であった。
引用:Wikipedia – メラビアンの法則 -
自信を持って人前に立つため眉毛がぼさぼさの状態だとなんとなく野暮ったい印象になってしまいますが、整った眉毛はそれだけで顔全体を洗練された印象に仕上げてくれます。眉毛のスタイリング次第でその人の印象にも影響を与えます。
たとえば、普段はアーチ型の眉毛で柔らかい雰囲気を引き出しながらも、大事な仕事の場面ではストレート型の眉毛に変えて周りにきりっとした信頼感を与えることができます。 また自分に合った眉毛でいることで、鏡を見るたびに「今日は良い感じ!」と思える瞬間が増え、周りから受ける印象も変わるでしょう。
その結果、自身の会話や笑顔にもポジティブな変化が生まれ、自身を前向きな気持ちにしてくれます。 -
メイクアップのバランスを整えるためメイクの中でも、とりわけ眉メイクは全体の仕上がりを左右する重要な役割を担っています。眉毛の形が適切でないと、せっかくのアイメイクやリップメイクが映えないこともあります。一方で、眉毛を適切に整えることで、他のメイクが自然と引き立ちます。たとえば、ナチュラルな眉毛はヌーディーメイクと相性が良く、濃い目の眉毛は華やかなメイクを引き締める効果があります。
また、眉毛の色を髪色やアイシャドウなどのメイクと同系色にすることで顔全体のバランスがUPします。たかが眉毛、そんな言葉で片付けるにはもったいないほど重要な存在であるため、眉毛メイクに時間をかけることは、自分を美しく見せるための一つの投資とも言えるでしょう。全体的な統一感を意識して、理想的な眉毛デザインを見つけてください。
眉毛の基本的な形と種類

眉毛の形にはいくつかのバリエーションがあり、それぞれ異なる特徴と効果を持っています。顔の形や表情の雰囲気に合わせて眉毛のデザインを選ぶことで、自分にぴったりの印象を作り出すことが可能です。ここでは、「アーチ眉」、「エレガント眉」、「フラット眉」という3つの基本的な眉毛の形を詳しく解説し、それぞれの眉毛の描き方を紹介します。
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アーチ型の特徴と描き方直線部分がほとんどなく、眉頭~眉尻までをなだらかな曲線で結んだ形をしており、ふんわり丸みを帯びたフォルムが特徴です。 全体的に柔らかい印象になります。また、流行に左右されない王道のスタイルです。 ただ、アーチの角度が強すぎると骨格から外れた形になってしまうので、あくまでも自眉に合わせた角度に整えることがポイントです。
【描き方】
- 1. スクリューブラシで眉全体をとかしましょう。眉頭は斜め外側に、中間は横に、眉尻は斜め下に向かってスクリューブラシを動かし、毛流れを整えます。
- 2. 眉山を本来の眉山の位置からひとつ外側に設定して、眉頭、眉山、眉尻のアーチをなだらかにとるのがポイント。眉尻は、小鼻と目尻を結んだ延長線上。設定した眉山から眉尻へ、上まぶたの黒目の外側から目尻のカーブと平行になるように1本の線を眉ペンシルで描いて結ぶ。
- 3. 眉頭側1cmを外し、眉下から斜め外側に向かって2mm程の短い線を眉尻の手前まで描いていく。眉の濃さにムラがある場合、濃い部分は描かなくてOK。
- 4. パウダーを使って眉山から中間へと毛の間へパウダーを入れるようにジグザグとブラシを動かす。眉頭は濃くなり過ぎないように軽くパウダーをのせる。
- 5. 眉頭~眉尻まで描けたら、最後にスクリューブラシでなじませて完成。
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エレガント眉の特徴と描き方エレガント眉とは角度がついた眉山が特徴で、角はラウンドしておらず「いかにも仕事ができそう」なキリッとしたクールな印象の眉毛です。
ただし角度を付けすぎるときつめの印象になってしまうので、やりすぎない上品さがポイントです。【描き方】
- 1. まず眉尻は「口角と目尻の延長線上」に来るように、眉頭も丸みを出さず、ストレートを意識しましょう。
- 2. ナチュラルにするためには目頭1/4はラインを引かず、そこから眉尻に向かってアイブロウペンシルで描き進めます。眉尻のラインは眉の下のラインと45度になるようにサッサッとペンシルを動かして角度のある形に描きます。
- 3. 眉尻をよりシャープに仕上げたい場合は、眉尻の三角部分に沿って筆ペンタイプのコンシーラーを乗せると綺麗に仕上がります。コンシーラーは薄付きの肌に近い色をチョイスして、のせた後はスポンジでファンデーションとの境目をぼかせば自然になじみます。
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フラット眉の特徴と描き方フラット眉とは、眉頭から眉山に向かって真っ直ぐ平行に伸びている眉毛のことです。
眉下のラインが眉上とまっすぐ平行になるように描くのがポイントです。
顔の縦の長さを視覚的に抑える効果があるため面長の特徴を解消したい、目と目の距離が広い人におすすめです。【描き方】
- 1. アイブロウペンシルで眉毛の中間から眉尻までを平行ぎみに描きます。
- 2. 眉尻まできたらややラウンドした角度でスッとラインを下げます。
- 3. ここで、眉尻を眉頭より下まで引いてしまうと困り顔になってしまうので、眉尻は眉頭と同じ高さを意識するのがポイントです。
顔の形に合った眉毛の見つけ方

顔の形に合った眉毛を選ぶことで、全体のバランスが整い、その人らしい魅力を引き出せます。丸顔、面長、ベース型四角顔など、顔の形ごとに似合う眉毛の形を知ることは、メイクをさらに楽しむ第一歩です。ここでは、それぞれの顔立ちに合った眉毛の特徴とポイントを詳しく解説します。
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丸顔さんに似合う眉毛の形丸顔さんの特徴
- ⚫︎ 顔の縦と横の長さがほぼ同じだが、横幅が少しだけ広い
- ⚫︎ フェイスラインに丸みを帯びている
- ⚫︎ 親しみやすく柔らかい印象。実年齢より若く見える
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面長さんに似合う眉毛の形面長さんの特徴
- ⚫︎ 顔の横幅が狭い
- ⚫︎ 目の位置が高く目から下の幅が長め
- ⚫︎ 輪郭がすっきりしていて頬に丸みがない
- ⚫︎ 「可愛らしい」より「美しい」大人っぽい印象
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ベース型さんに似合う眉毛の形ベース型さんの特徴
- ⚫︎ 輪郭の横幅が広い。顎のラインがシャープ
- ⚫︎ 頬下のエラが張り気味
- ⚫︎ ヘルシーで力強く明るい印象
丸顔さんによく似合うのは、ゆるやかなカーブのついた「アーチ眉」です。
アーチ眉にすることで、眉毛がフェイスラインにバランスよくフィットし、顔の立体感が生まれ、輪郭をスッキリ見せることができます。また、なだらかな曲線が丸顔特有のやわらかく優しい雰囲気を引き立ててくれることも魅力です。
面長さんが似合うのは「フラット眉」です。面長さんの特徴としては顔の縦幅があるため、眉毛の高さを変えず、平行になるように眉毛を描くことで、顔の横幅が強調されるので縦幅とのバランスが整います。
ベース型さんに似合う眉毛は、「やや角度があるスッキリ眉」や「エレガント眉」です。
平行眉や短く小さい眉を描いてしまうと顔の余白が目立ってしまい、横幅を強調してしまいます。
そのため「やや角度のある眉」にして平行よりほんの少し眉を上昇させることで、視覚効果からフェイスラインもキュッとリフトアップして見えます。
眉毛の形を整えるためのツールとアイテム

眉毛を美しく整えるには、適切なツールやアイテムを選ぶことが重要です。それぞれのアイテムには異なる役割があり、使い方次第で仕上がりが大きく変わります。アイブロウペンシルや眉用ハサミ、コーム、アイブロウジェルなどを活用して、理想の眉毛に近づくためのお手入れ方法を解説します。
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アイブロウペンシルの選び方と使い方アイブロウペンシルは、眉毛を正確に描くために欠かせないアイテムです。自分の髪色や肌色に合った色を選ぶことで、眉毛と顔全体のバランスが整い、自然な仕上がりになります。
選ぶ際は、ライトブラウンやダークブラウンなど、髪色より少し薄めの色を基準にすると、 自然で柔らかい印象に仕上がります。また、芯の硬さも重要です。柔らかい芯を選ぶとふんわりと描ける一方で、硬めの芯を選ぶと輪郭をはっきりさせることができます。 またメイクの色や雰囲気に合わせることも大切です。アイシャドウやリップ、チークなどとイメージを合わせてみてはいかがでしょうか。
【使い方】
眉毛は顔全体とのバランスが大切です。そのため、顔の全体が見える大きな鏡でパーツのバランスをみながら丁寧に書きましょう。- 1. 眉毛を書く用に、顔全体が見える鏡を準備する
- 2. フェイスパウダーで皮脂や油分を抑える
- 3. スクリューブラシで毛流れを整えながら、余分な粉を落とす
- 4. 眉山を決めたら、眉山~眉尻まで毛が足りない部分にアイブロウを書き足す
※塗りつぶすのではなく、1本1本を書き足すイメージで!
※ペンシルは後ろの方を持つと余計な力が入らずふんわり描けます - 5. 眉山~眉頭に向かって、4と同様に足りない部分を毛流れに沿って描き足す
- 6. 眉頭側は描き足しすぎないように気を付けながら、下から上に向かって柔らかいタッチで1本1本描き足す
- 7. スクリューブラシでなじませる。眉頭を眉間の方向に少しぼかしたら、毛流れに沿って優しく眉全体をぼかしましょう
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眉用ハサミとコームの使い方眉用ハサミとコームは、不要な毛を整えるための基本ツールです。適切な長さに揃えることで、清潔感が生まれ、眉毛全体のバランスも良くなります。
ただ注意が必要なのが、眉用ハサミで整える際は眉毛全体を均一の長さにカットしないこと。一見、正面から見ると毛が短くなって、軽くなったように見えますが、横から見るとチクチクとたわしのように見えたり、眉メイクがベトっと地肌に付いてしまう原因になります。まず、コームで眉毛を毛流れに沿って整えます。次に、コームを眉毛に当てながら、はみ出た毛をハサミでカットします。この時、少しずつカットするのがコツです。一度に切りすぎると不自然な仕上がりになるため、慎重に作業しましょう。
眉毛を整える際には、眉毛の形を考慮して、左右対称を意識することも大切です。小さな鏡ではなく、顔全体を映せる鏡を正面から見ながら作業すると、仕上がりが均一になります。また、初めての方は、ガイドラインを描いてからカットすると安心です。
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アイブロウジェルの役割と使い方アイブロウジェルは、整えた眉毛の形をキープし、一日中崩れにくくするためのアイテムです。
眉の形を大きく変えたい、眉にボリュームを出したい場合は眉マスカラでも良いのですが、眉の毛流れを整えたい、自然な眉に仕上げたい方はアイブロウジェルだけでも十分おすすめです。ジェルには、透明タイプと色付きタイプがあります。自然な仕上がりを求める場合は透明タイプがおすすめです。一方、色付きタイプは、眉毛を濃く見せたり、髪色との統一感を出したりするのに効果的です。使い方は、ジェルをブラシに適量取り、眉毛の毛流れに沿って塗布します。毛先を軽く持ち上げるようにすると、立体感が増します。また、ジェルの量が多すぎると固まりやすくなるため、少量ずつ調整しながら塗ることがポイントです。
たとえば透明なアイブロウジェルで形を整えてから、眉マスカラで色みやボリュームを足すなど、あわせて使うことでさらにプロフェッショナルな眉メイクに仕上がりますよ。
専門家のアドバイスとおすすめ

眉毛の形は、自分の手で整えるだけでも十分美しく仕上げられますが、専門家のアドバイスを取り入れることで、さらに自分らしさを引き出すデザインに仕上げることができます。特に、医療アートメイクのプロフェッショナルに相談することで、持続性のある理想的な眉毛を手に入れることができます!
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プロのアートメイクアーティストの意見メイクをオフしても常に綺麗な眉毛でいられる医療アートメイクはいかがでしょうか?
アートメイクアーティストは、顔全体のバランスや骨格を考慮し、個々に合わせたカスタマイズデザインを提案してくれます。特に、眉毛の生え方や色、肌のトーンまで細かく観察した上で、一人ひとりに最適な形を設計してくれるため、眉毛の薄さや形の不揃いが気になる方でも自然なラインを再現することが可能であったり、セルフケアでは得られない仕上がりが期待できます。朝のメイク時間を短縮できる点も、多忙な人にとっては大きな魅力。水に濡れても落ちないので、スポーツで汗を流す人や海やプールなどアウトドアが好きな人にとっても安心です。気になるお値段は医院によるものの、決して安くはない金額なので少々迷うかもしれませんが、日々の手間などを考えると施術する価値は十分にあると思います。
実際の施術では、専用の機器を使用して眉毛を描き入れるため、デザインの持続性が高く、手入れの手間を大幅に軽減できます。また、施術前にはカウンセリングを通じてデザインを確認できるため、自分の希望がしっかりと反映されます。
気になる方はぜひクリニックやアーティストの実績を確認し、自分に合ったプロを見つけてみてはいかがでしょうか。
自宅でできる眉毛のセルフケア方法

眉毛は日々の手入れ次第で美しく保つことができます。自宅で簡単にできるセルフケアを取り入れれば、眉毛の形を整えるだけでなく、より魅力的な印象を演出できます。ここでは、自分で眉毛を整える手順や注意点を詳しく解説します。
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自分で眉毛を整える手順自宅で眉毛を整える際は、まずは自分の眉毛の基本的な形を確認することから始めましょう。鏡の前に立ち、眉頭・眉山・眉尻の位置を見極めます。一般的に、眉頭は鼻の「小鼻の延長線上」、眉山は「黒目の外側の延長線上」、眉尻は「口角と目尻の延長線上」が理想とされています。
【まずは眉メイクで理想の形を描く】
いきなりすっぴんで眉毛を整え始めるのではなく、まずは眉毛メイクをして理想の眉を描くところから始めましょう。すっぴん眉毛のままカットしてしまうと、どこまでカットしていいのかわからず、眉毛を切りすぎてしまうことにも・・・。【眉毛の長さと量を調節】
コームを使って下から上に眉毛を持ち上げて、コームの背の部分のラインと眉毛の上の輪郭を合わせます。その際、コームからはみ出た毛を眉用ハサミでカットすることで、長い毛のみ切ることができます!毛量と長さを調整しましょう。【メイクオフ&保湿ケア】
ここで一度クレンジング&洗顔をして眉メイクをオフしましょう。化粧水や乳液で保湿も忘れずに!眉毛を事前にケアしておくことで眉を整えやすくしておきます。【カミソリで余分な毛を除去】
眉の形は綺麗に整えられても、瞼に不要な毛があると野暮ったい印象になります。
カミソリを持っていない方の手で軽く肌を引っ張って皮膚をフラットな状態にするとカミソリを当てやすくなります。剃った肌は敏感なので保湿も忘れずに行ってくださいね。
【それでも気になる毛があれば】
毛抜きで除去しましょう。ただし、毛を抜くのは肌への負担が大きいので気になる部分だけに留めておきましょう。カミソリの時と同様に、肌を少し引っ張って毛が生えている方向に剃って抜くと肌への負担を抑えられます。最後にスクリューブラシで全体を整えることで、自然で美しい仕上がりになります。
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眉毛を整える際の注意点セルフケアで最も重要なのは、やりすぎないことです。眉毛を過剰に整えすぎると、形が不自然になりやすく、自然な美しさを損なう可能性があります。特に、眉毛を細くしすぎると顔全体のバランスが崩れることがあるため注意が必要です。
また、肌への負担も考えて、毛はなるべく抜かない、ケアの前後は保湿を心掛けるなど注意しながら綺麗な眉毛に整えましょう。
眉毛メイクのテクニック

眉毛メイクは、顔全体の印象を大きく変える重要なポイントです。自然な仕上がりを目指す描き方や立体感を加える方法、色選びのコツを知ることで、より魅力的な眉毛を手に入れることができます。以下では、初心者さんでも取り入れやすい具体的なテクニックを紹介します。
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眉毛を自然に見せる描き方眉毛を自然に見せるには、メイク前に鏡で自分の眉毛を観察し、自眉をいかした自然な形で濃淡のある眉毛を描くことがポイントです。また、眉メイクには複数のツールを使うとより自然な仕上がりになります。
- 1. まずはスクリューブラシで毛流れを整えましょう。
眉頭は上に、眉中は横に、眉尻は斜め下に向かって整えておくことが自然な眉毛への第1プロセスです。 - 2. その次にアイブロウペンシルで眉山から眉尻にかけて描きます。横に長い1本線を描くのではなく、足りない部分に1本1本描き足すイメージで。力を入れすぎると濃く仕上がってしまうので、ペンシルの中間部分を軽く持って描きましょう。
- 3. より自然な眉にするためには、アイブロウパウダーも組み合わせましょう。
眉の中間から眉尻にかけて、眉毛の中にパウダーを埋め込むように大きめのブラシをジグザクと小刻みに左右に動かして色をのせていきます。 - 4. 眉頭は濃くなりすぎないようにするのが自然な眉毛に見せるコツです。ブラシをくるくると回すようにパウダーをぼかしながら色をのせましょう。
- 5. 仕上げに眉マスカラを使うと立体的な眉毛になります。
ボトルの口でよくしごいたり軽くティッシュオフしてから、眉を起こすように、まずは毛流れに逆らって眉尻~眉頭へ。この時、ベトッと付かないように気をつけましょう。
全体にのせたら、今度は毛流れに沿って軽くなぞるようになじませると、立体的で自然な眉に仕上がります。
- 1. まずはスクリューブラシで毛流れを整えましょう。
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眉毛を際立たせるハイライトの使い方眉メイクにハイライトを使うことで、顔に立体感が生まれます。特に、眉下にハイライトを入れると目元が明るくなり目が大きく見えますよ。
基本的にはアイシャドウのハイライトカラーや専用のスティックを使い、眉下のラインに沿って軽くなじませます。この際、指やブラシで丁寧にぼかすことで自然な仕上がりになります。
たとえば、パール系のハイライトだとまるでお肌の内側から発光したようなツヤ感が得られるので、顔に立体感が生まれますし、マットタイプのハイライトは粉感が抑えられて肌への密着度が高いので自然な仕上がりになります。 -
眉毛メイクにおける色選びのポイント眉毛は顔の印象を左右する重要なパーツです。しかし色選びに失敗して不自然な仕上がりになっている眉毛の方も少なくありません。
眉毛をどのような色味にすれば、自然に仕上がるのか解説していきます。【髪色と同系色の色を選ぶ】
たとえば赤みの強い髪色なのに、眉毛はアッシュ系のブラウンだったり、黒髪なのにライトブラウンだったりすると、ちぐはぐになってしまいます。そのため同じブラウンでも系統があるので色味を揃えたり、髪色が暗い場合はダークブラウンやグレー系のカラーを使うと自然な仕上がりになります。美容院で髪を染める際、一緒に眉毛もカラーしてもらうのもいいかもしれませんね。【髪色よりワントーン明るい色味を選ぶ】
眉は髪色よりも濃くしてしまうと、眉毛だけ強調されて顔全体のバランスが悪くなってしまいます。髪色よりも極端に眉毛の色が薄い場合も然り。髪色よりも色味が薄すぎると表情が乏しく見えてしまったりします。
基本的には、髪色よりワントーン明るめの色を選ぶと自然な仕上がりになります。【必ずテスターを使用して選ぶ】
種類によっては見ている色と、実際に肌に乗せた色味が異なる場合もあります。
アイブロウパウダーも肌に乗せるとあまり発色しないなど、心配な点があるかもしれないので、ぜひテスターを使ってみましょう。
このようにちょっとした工夫をしながら適切な色を選ぶことで、メイク全体の完成度が高まり、より自信を持てる仕上がりになります。
まとめ
自分に似合う眉毛を見つけることは、顔全体の印象を大きく変える重要なポイントです。ほんの少し眉毛の角度や太さを変えるだけでも印象が変わり、可愛らしい雰囲気やクールな雰囲気など個性を引き出すことができます!セルフケアでは、アイブロウペンシルやハサミなどの基本的なツールを活用するだけで、初心者さんでも手軽に美しい眉毛を整えられます。また、アイブロウペンシルだけを使用するのではなく、たとえばアイブロウパウダーや眉マスカラなど複数組み合わせてメイクすることで、より自然で洗練された仕上がりになります。
さらに、専門家の意見を取り入れることで、自分にぴったりのデザインが見つかる可能性が広がります。医療アートメイクの技術は、忙しい日常の中でも理想的な眉毛をキープするための強い味方です。適切なツールやプロのアドバイスを活用して、自分らしさを引き出す理想の眉毛を手に入れてみましょう。
よくある質問
- Q.眉毛を整えるのに最適なタイミングは?
- A.ケアの頻度は、眉メイクからはみ出る毛が出てきたら行うようにしましょう。過度にケアしてしまうと肌の負担にも繋がります。
電動フェイスシェーバーであれば肌への負担が少ないため2~3日に1度、カミソリであれば1週間に1回が目安です。
毛抜きを使うと抜きすぎてしまった際に眉毛が生えてこなくなったり、埋没毛を引き出す原因にもなることも。また抜く際に皮膚が引っ張られ、たるみの原因にもなってしまうので、できるだけフェイスシェーバーを使うことをおすすめします。
※毛抜きを使用するのであれば、洗顔後や入浴後だと毛穴が開いているので痛みや肌への負担が軽減されます。 - Q.初心者でも失敗しない眉毛の整え方は?
- A.スクリューブラシで毛流れを整えたあと、アイブロウペンシルでガイドラインを描いてから整えるのがおすすめです。また、テンプレートを活用すると左右対称の眉毛を作りやすくなります。
その後眉ハサミを使ってはみ出た毛をカットしたり、カミソリや電動フェイスシェーバーで不要な毛を剃りましょう。毛抜きを使う際は抜きすぎないように注意してくださいね。 - Q.眉毛が薄い場合、どうやってカバーすればいい?
- A.眉毛が薄い場合は、足りない部分を補うようにアイブロウペンシルやアイブロウリキッドで毛流れを意識しながら1本1本描き足しましょう。その後アイブロウジェルや眉マスカラを足すと立体的で自然な眉に仕上がります。また、長期的な解決を求めるなら医療アートメイクもおすすめです。
- Q.自然な眉毛の色はどうやって選べばいい?
- A.眉毛の色は髪色よりワントーン明るい色を選び、髪色と同系色の色を選ぶと良いでしょう。
例えば同じブラウンでもイエロー系や赤み系、ベージュ系など系統があるので色味を揃えたり、髪色が暗い場合はダークブラウンやグレー系のカラーを使うと自然な仕上がりになります。 - Q.眉毛メイクが崩れないコツは?
- A.メイク崩れを防ぐには、メイク前に肌の油分をしっかりオフすることが大切です。フェイスパウダーで油分を抑えたら、スクリューブラシで余分なパウダーをオフします。
その後眉メイクを行ったあと、仕上げにフィックスミストを使うとさらに持続力がアップします。