- 基礎知識
シニア世代が知っておきたいメガネに合う眉アートメイクとは?おすすめのデザインと注意点もご紹介

60代になると眉が薄くなったり、メガネをかける機会が増えたりして、メイクの印象が変わります。しかし、医療アートメイクなら毎朝の眉メイクから解放され、すっぴんでも整った印象が保てます。
今回の記事では、60代の骨格や肌質、メガネの形状に合わせたデザインのポイントをまとめました。色選びやメンテナンスにもふれていますので、医療アートメイクを検討中の方はぜひ参考にしてください。
このコラムを読んでわかること
・60代のメガネに合う眉は、フレームの太さや形に合わせて眉の位置や眉山を調整すると、顔が重たく見えにくく、自然なバランスを作りやすい。
・加齢の骨格変化があるため、眉山を高くしすぎない“やさしいカーブ”が基本。左右対称より、笑った時も自然に見えるかを重視して確認する。
・白髪混じりの眉は濃さより肌なじみが大切。グレージュ×ブラウンの中間色やグラデーションで、軽さと立体感を出すと若々しく見える。
・医療アートメイクは2〜3回で仕上げ、1〜3年でリタッチが目安。施術前は表情を動かして崩れないか、長さ・角度がすっぴんでも浮かないかを確認する。
60代のメガネに似合う眉デザインの基本

メガネのフレームは、顔の印象を大きく左右します。眉とフレームのバランスが崩れると、顔全体が重たく見えたり野暮ったくなったりしがちです。
まずは、60代の方向けに、メガネと眉を上手に調和させる基本的な考え方をご紹介します。メガネ愛用者の方は、ぜひチェックしてみてください。
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メガネの幅・太さで変わる眉の位置と形のバランス
フレームが太いと眉との距離が近くなり、重なり合う印象が強まります。さらに、眉が濃すぎたり太すぎたりすると、フレームと重なって見えるため顔全体が窮屈になってしまいます。一方、細めのメタルフレームなら眉をやや太めにしても主張が強くなりすぎず、バランスが取りやすくなります。
眉山の位置も、フレームの横幅に合わせて調整しましょう。横幅の広いフレームには眉山を外側に寄せ、顔の横への広がりを自然に強調します。逆に、コンパクトなフレームには眉山を中央寄りに設定し、バランスをとることがポイントです。
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60代の骨格変化に寄り添うやさしいデザイン設計
加齢によって眉骨が突出したり、まぶたが下がってきたりします。このとき、直線的すぎる眉を描くと、骨格の変化が強調されてきつい印象になってしまいます。なだらかなカーブを描き、眉山を高くしすぎないデザインが60代にはおすすめです。
また、眉のデザインは、完全に左右対称を目指すのではなく、表情を動かしたときの自然な見え方を重視しましょう。施術前のカウンセリングで、笑ったときや眉を上げたときの動きを確認しておくと失敗が防げます。
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濃すぎない自然仕上げのための“色と密度”の考え方
60代の肌はトーンが落ち着き透明感も変化するため、若い頃と同じ濃さで眉を入れると、顔だけが浮いて不自然になります。色は明るいブラウンやアッシュ系、グレージュなどを選び、肌なじみを最優先にしましょう。
また、べたっと色をのせるのではなく、毛量感を表現するパウダー技法と、毛の流れを再現する毛並み技法を組み合わせることで、まるで自眉のような軽やかさが演出できます。特に、眉頭は薄めに入れ、眉尻にかけて徐々に濃くするグラデーションがおすすめです。
フレーム別:60代が自然に見える眉の形ガイド

メガネのフレームには、細いメタル製から太いプラスチック製まで、さまざまな種類があります。それぞれのフレームが持つ印象に合わせて眉の形を調整すれば、顔全体に統一感が生まれて洗練度がアップ。
ここでは、代表的なフレームタイプごとに、60代が自然に見える眉の形を具体的にご紹介します。普段お使いのメガネと照らし合わせながら、理想の眉デザインを見つけてください。
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細めメタル・リムレスに合う「やわらか直線眉」
細いメタルフレームやレンズを囲むフレーム(リム)がないリムレスメガネは、繊細で知的な印象を与えます。このタイプには、直線的で落ち着いた眉がおすすめです。

ただし、角度をつけすぎると厳しく見えるため、ゆるやかな直線を意識しましょう。眉山はほぼ作らず、眉頭から眉尻まで一定の太さを保つとスマートになります。
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太めプラスチック・濃色フレームに合う「なだらかアーチ眉」
太めのプラスチックフレームや、濃い色のフレームは存在感が強いため、眉は柔らかなアーチ眉でバランスを取りましょう。眉山は黒目の外側あたりに置き、眉頭からなだらかに上げて眉尻へ自然に下ろすと、上品な印象に仕上がります。

また、太さは眉尻をやや細めにすると、メリハリもついて顔全体がすっきり見えます。角をつけすぎなければ、女性らしくやさしい表情が演出できるでしょう。
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丸メガネ・スクエアに合う眉山の位置とラインの整え方
丸メガネは柔らかく親しみやすい印象を与えるため、眉山をやや高めにした丸みのあるアーチ眉がよく似合います。ただし、丸くしすぎると幼く見えるため、眉尻を斜め下に流してバランスを取りましょう。

一方、スクエア型フレームは、知的でシャープな印象が特徴。眉も直線的に整え、眉山にわずかな角度をつけるとフレームと調和します。

白髪混じりの眉に合う医療アートメイクの色選び

60代になると白髪が混じり始め、眉の色味も変化します。真っ黒な眉では不自然になりやすく、かといって明るすぎても顔全体がぼやけてしまいます。ここでは、白髪混じりの眉におすすめの色と、髪色やメガネに合わせた明るさ調整のポイントを解説します。
さらに、長く美しい状態を保つための色選びについてもふれるので、ぜひ参考にしてください。
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グレージュ×ブラウンでつくる“自然な陰影”
白髪混じりの眉には、グレーとベージュを混ぜた「グレージュ」にブラウンを加えた色味がおすすめです。グレーが白髪となじみ、ブラウンが温かみを添えて顔色を明るく見せてくれます。真っ黒だと白髪が目立ち、明るすぎると眉だけが浮いてしまうため、中間色がベターです。
施術では、経年変化を考慮し、その方に似合う色を選びながら眉に自然な陰影を作ります。眉頭は明るめのグレージュで軽やかに、眉尻に向かって少しずつブラウンを濃くするような「グラデーション」をつけると、立体感が生まれます。
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髪色・メガネフレームの色と合わせた明るさの調整
髪が白髪交じりでも、全体のトーンによって眉の明るさを変える必要があります。白髪が多く明るめの髪色なら、眉も明るいブラウンやベージュ寄りに。黒髪が多く残っている場合は、やや濃いめのグレージュで統一感を出しましょう。
また、メガネフレームの色も重要です。黒や濃紺なら眉はやや濃く、ゴールドやシルバーなら明るめにすると軽やかな印象になります。カウンセリング時には、普段使うメガネを必ず持参し、肌色やフレームとのバランスを確認してもらいましょう。
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退色を見越した60代向けの色設計
60代の医療アートメイクを自然に仕上げるには、淡くやさしい色味を選び、肌になじむデザインを意識する必要があります。年齢を重ねるにつれて、肌は乾燥しやすくなり、ハリや厚みも低下。さらに、ターンオーバーの周期も遅くなる影響で、色ムラや部分的な退色が起こりやすくなります。このような肌変化があるため、色を濃く入れすぎると、不自然な印象になってしまいます。
また、きれいな状態を長く保つためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。初回施術から1〜3年を目安にリタッチを行うことで、退色後も自然な美しさを維持しやすくなります。
シニアが知っておきたい「持ち」やメンテナンスの考え方

医療アートメイクは、永久に残るわけではありません。ここでは、初回施術から仕上がりまでの流れ、日常生活で色持ちを良くする工夫をご紹介します。医療アートメイクを長持ちさせたい方は、ぜひチェックしてみてください。
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初回から仕上がりまでの来院ペースと回数
医療アートメイクは通常、2〜3回の施術で完成します。初回では色の定着を確認しながら薄めに入れ、2回目以降で濃さや形を調整。一度に濃く入れすぎると修正が難しいため、段階的に仕上げていきます。
1回目と2回目の間隔は2〜6週間が目安です。肌のターンオーバーを待ちながら、色の定着具合を見極めます。焦らず、じっくり理想の形に近づけていきましょう。
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色が薄くなってきたときの自然なメンテナンス方法
医療アートメイクは、施術から1〜3年ほどで徐々に色が薄くなっていきます。完全に消える前にリタッチを行えば、自然な仕上がりを保ちやすくなります。
目安は色味が半分ほど薄くなった頃です。あまりに薄くなると形がわかりにくくなり、再度デザインを決め直す必要が出てくるため、早めのメンテナンスがおすすめです。
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汗・プール・日常の動作で落ちにくくする工夫
医療アートメイクは汗や水に強く、プールや温泉でも色落ちしにくい点が特徴です。ただし、施術直後の1週間は肌が敏感なため、過度な摩擦や水濡れは避けましょう。この期間を過ぎれば通常の生活に戻れます。
色持ちを良くするには紫外線対策も重要になるため、日々のケアに取り入れましょう。
失敗しないための眉デザインの確認のコツ

医療アートメイクは一度入れると簡単には消せません。だからこそ、施術前のデザイン確認が何より重要です。最後に、失敗を防ぐための具体的な確認ポイントをご紹介します。
納得いくまで何度でもデザインを調整し、理想の眉を手に入れてください。
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表情を動かしても崩れない位置を見極めるポイント
眉は表情筋と連動して動くため、無表情のときだけ確認しても不十分です。笑ったとき、眉を上げたとき、驚いたときなど、さまざまな表情を作りながらデザインをチェックしましょう。
特に注意したいのが、目を見開いたときの眉の動き。まぶたが下がっている方は、目を大きく開けると眉が上に引っ張られます。その状態で眉が不自然に上がりすぎないか、形が崩れないかを必ず確認してください。
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すっぴんでも浮かない長さ・角度の決め方
医療アートメイクの眉は、すっぴんでも違和感なくなじむことが重要です。色や形を強調しすぎると、メイクをしていないときに眉だけが目立ってしまいます。そこで意識したいのが、「自分の顔立ちから大きく外れない長さと角度」です。
眉の長さは、小鼻の外側と目尻を結んだラインを目安に、眉尻がその延長線上に収まるように設定します。角度は、眉尻が眉頭より少し高いか、ほぼ同じ高さにすると自然に見えます。下がりすぎると疲れた印象に、上がりすぎると強い表情になるため注意しましょう。
まとめ
60代の医療アートメイクは、メガネや白髪、骨格の変化に合わせたデザインが重要です。フレームに調和する眉位置と濃さ、明るめのブラウンやグレーといった色味で、自然で上品な印象が演出できます。
医療アートメイクは毎朝のメイク時間を短縮し、旅行や温泉でも眉を気にせず過ごせる快適さをもたらします。自分に似合うデザインを見つけて、より豊かで自信に満ちた毎日を手に入れてください。
よくある質問
- Q.60代でもアートメイクは受けられるか
- A.60代でも医療アートメイクを受けられる例は多いです。年齢より、肌の薄さ・乾燥、持病や内服薬で可否が変わります。濃く入れず段階的に整える提案もあるので、旅行予定やダウンタイムも含め事前に医療機関で相談するようにしましょう。

