- 基礎知識
眉毛タトゥーと医療アートメイクの違い|これから学ぶ医療従事者が知っておきたい基礎知識

眉毛タトゥーと医療アートメイクは、一見似ているようで「色素を入れる深さ」「持続期間」「リスク」「法的な取り扱い」が大きく異なります。 そのため、眉のアートメイク技術を学びたい医師・看護師・准看護師の方にとって、この違いを正しく理解することは、安全性の高い技術や的確なカウンセリングを行ううえで欠かせないポイントです。
本コラムでは、まず眉毛タトゥーと医療アートメイクの違いを”仕組み・持続期間・リスク”の視点から分かりやすく整理し、そのうえで、実践的な技術が身につくIMAAアートメイクスクールの特徴や学べる内容を紹介します。
このコラムを読んでわかること
・眉毛タトゥーと医療アートメイクは色素を入れる深さ・持続期間・リスク・法的な位置づけが異なる。
・医療アートメイクの施術プロセス、カウンセリング〜デザイン決定〜施術〜アフターケアまでの流れと、骨格や肌色に合わせて似合う眉を提案する“理想の眉”の作り方が分かる。
・IMAAアートメイクスクールの初心者〜経験者まで対応したカリキュラム内容や、少人数制レッスン・提携クリニックでの実技など、スクールで身につくスキルと学び方が分かる。
・医療アートメイクの一般的な持続期間や、2回施術+定期メンテの重要性、マイクロブレーディングなどで自然でカスタマイズ性の高い眉を作るコツを理解できます。
眉毛タトゥーと医療アートメイクの違いとは?

眉毛タトゥーと医療アートメイクの違いを正しく説明できることは、技術を学ぶうえで欠かせません。
特に将来カウンセリングを行う立場になる場合、この違いを自分の言葉でわかりやすく伝えられることが大切です。
この章では、施術者として必要な基礎知識となる、両施術の特徴・リスク・向いている人/向いていない人を整理しながら、カウンセリングの現場でも活かせるポイントをまとめていきます。
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眉毛タトゥーの特徴とその効果眉毛タトゥーとは、一般的なタトゥーや刺青と同じで、デザインを生涯残すことを目的としています。腕や脚、背中などに入れ、カルチャーやファッション、アートの1つとして用いられる技術です。
基本的に手彫りまたは機械彫りにより皮膚にインクを注入していきますが、注入する深さはアートメイクよりも深い真皮に注入します。そのため、肌のターンオーバーで自然に色素が排出されることがなく、生涯肌に残ります。また、注入に使う針はアートメイクよりも太い0.25〜0.4mmの物を使用しますが、非医療行為であるため麻酔が使えず、痛みが強いという欠点もあります。
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医療アートメイクの特徴とメリット・デメリット医療アートメイクは、皮膚のごく浅い層に色素を入れて、徐々に薄くなるように設計された”医療行為”です。持続期間の目安はおおよそ1〜3年で、その分、数年ごとに色や形を見直しやすいというメリットがあります。一方で、理想的な状態を保つには複数回の施術や定期的なメンテナンスが必要になる点がデメリットです。
施術者は医師、または医師の管理下にある看護師などの医療従事者に限定されており、資格のない人が行うことは法律上認められていません。
もともとは、がん治療や火傷などで失われた部位の再建目的として広まりましたが、現在では眉・アイライン・リップなど美容目的での施術が一般的になっています。
医療アートメイクは数年ごとに形や色を見直せる柔軟さがある一方、理想的な状態を保つには複数回の施術や定期的なメンテナンスが必要になる点は、事前に理解しておきたいポイントです。
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どちらを選ぶべきか?目的別のおすすめタトゥーと医療アートメイクは見た目こそ似ていますが、「どれくらい持たせたいか」「安全性をどこまで重視するか」によって選ぶべき施術は大きく変わります。
特にカウンセリングでは、この違いを最初に伝えることで、お客様が後悔しない選択につながります。【眉毛タトゥーが向いている人】
- 一度決めた眉の形を半永久的に変える予定がない
- こまめなメンテナンスが苦手
- デザインの微調整よりも“とにかく持ちの良さ”を重視したい
⇒眉毛タトゥーは皮膚の深い層(真皮)に色素を入れるため半永久的に残り、デザイン変更は難しいものの、持続力は非常に高いのが特徴です。
【医療アートメイクが向いている人】
- 数年ごとに形・太さ・色を見直したい
- ナチュラルで今っぽい眉を維持したい
- 医療機関での施術や麻酔使用など“安全性”を重視したい
⇒医療アートメイクは皮膚の浅い層(表皮深層〜真皮浅層)に色素を入れるため1〜3年で薄くなり、トレンドや顔立ちの変化に合わせて変更しやすいのが魅力です。
施術者を目指す立場としては、こうした違いを わかりやすく・ていねいに説明できることがとても大切です。
単に「今どうしたいか」だけでなく、“数年後のライフスタイルまで一緒にイメージしながら提案すること” が、信頼されるカウンセリングにつながります。
医療アートメイクで理想の眉毛を提供

医療アートメイクは、ただ色を入れるだけの技術ではなく、”その人にとって最も美しく見える眉”をデザインする総合技術です。
そのため、骨格・筋肉の動き、顔型などを踏まえて、どんな眉が似合うのかを考える力が仕上がりを左右します。これは施術者への信頼にもつながる大切なポイントです。
この章では、医療アートメイクの基本的な施術の流れと、お客様一人ひとりに合わせて「理想の眉」を形にするための考え方をわかりやすく整理していきます。
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医療アートメイクの施術プロセス医療アートメイクは、理想の眉に近づけるために、基本的な流れに沿って手順を一つずつ進めていく施術です。各ステップを丁寧に行うことで、イメージの相違を防ぎながら、理想の眉を作り上げることができます。
医療アートメイクの基本的な流れは次の通りです。
- カウンセリング
体調・既往歴・肌質を確認し、理想のイメージや普段のメイクの傾向まで丁寧にヒアリングします。 - デザイン決定
骨格・眉の筋肉の動きなどを見極め、普段のメイクに合わせた下書きを作成。ここで仕上がりの大枠が決まります。
- 色味の選定
肌トーン・髪色・眉毛の色、退色後の色の変化なども踏まえて、より自然になじむ色素を選びます。
- 麻酔
痛みを最小限にするため、麻酔クリームを塗布し、十分に浸透させます。 - 施術
専用の針や器具を使い、デザインに沿って丁寧に色素を注入。深さ・圧・密度を細かく調整しながら進めます。 - アフターケア説明
当日の注意点・洗顔や入浴のタイミング・皮むけの時期・次回の来院目安などを案内します。
- カウンセリング
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最適なデザインを提案する力をつけるIMAAの少人数レッスンお客様に満足してもらえる医療アートメイクを提供するためには、デザイン力やより理想に近い色味の調合ができることが重要になります。
IMAAでは、経験豊富な講師陣が少人数制の講習でレッスンを行います。そのため、疑問点はすぐに聞くことができ、デッサン力などの技術の習得がしやすい環境が整っています。特に、初めてアートメイクの技術を学ぶ方にとっては講師陣との距離が近い分、不安なく講習を受けることが可能です。
IMAAアートメイクスクールの特徴と魅力

スクール選びで最も大切なのは、「何を、どこまで身につけられるのか」が明確であることです。
IMAAアートメイクスクールでは、基礎理論から実技、応用デザイン、医療安全までを一貫して学べる実践重視のカリキュラムを採用しています。
初心者でも段階的に技術を深められるよう構成されており、現場デビュー後に直面しやすい課題を想定した指導体制が整っている点も特徴です。
この章では、IMAAアートメイクスクールで学べる内容や、受講後にどのようなスキルが身につくのかをわかりやすく紹介していきます。
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カリキュラム内容と学べるスキルIMAAアートメイクスクールのカリキュラムは、「ゼロから始めたい方」と「すでに技術を持ち、さらにレベルアップしたい方」のどちらにも対応できるよう設計されています。
眉・リップ・アイラインなど パーツごとにコースを選択できるため、- まずは眉だけ学びたい
- 将来的にリップやアイラインまでトータルで習得したい
- 得意分野を広げてキャリアの幅を広げたい
といった、受講者の目的やキャリアプランに合わせて柔軟に学べるのが大きな特徴です。
段階的にステップアップしやすい構成なので、初心者から経験者まで、無理なくスキルを積み上げられる環境が整っています。
眉は手彫りによる「マイクロブレーディングコース」と「パウダーグラデーションコース」、リップとアイラインはマシン彫りによる技術を習得することができます。
特に眉の医療アートメイクは、デッサン力がお客様の満足度を左右する大きな要因であると考えているため、眉のデザインが苦手な方でもしっかりと技術を習得できるように力を入れて講習を行っています。
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卒業生の声と成功事例IMAAで技術を習得した卒業生の方の声です。


IMAAでは卒業後の進路の相談や、就職先の提供も行っております。
卒業後のサポートも万全のため、安心して講習から卒業まで通っていただけます。
IMAAアートメイクスクールの特徴と魅力

お客様に安心して施術を受けてもらうために最も大切なのは、メリットだけでなくリスクまで正しく伝えることです。特に眉周りは皮膚が薄く繊細な部位のため、安全性への配慮が欠かせません。
この章では、まず眉毛タトゥーに伴う代表的なリスクを整理し、そのうえで医療アートメイクならではの安全性についてわかりやすく解説します。
施術者を目指す方が、正しい知識と説明力を身につけられるような内容になっているので、ぜひご覧ください。
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眉毛タトゥーのリスクと注意点眉毛タトゥーは医療アートメイクよりも太い針を使用して、皮膚の深い部分に麻酔を使わずに色素を注入します。骨に近いこともあり、かなりの痛みを伴います。
また、タトゥーで使用する色素には、発色や定着を良くしたり、変色を防止するために多くの金属が含まれている可能性があります。そのため、MRI検査で反応してしまい検査を受けることができなかったり、色によっては除去が難しかったりすることがあります。その点、医療アートメイクで使用する色素は安全性が高く、ほとんどの場合でMRI検査を受けることができます。
他にも、医療アートメイクにも共通するリスクではありますが、
- 肌トラブル
- 傷跡が残る
- アレルギー反応
- 血液感染症(B・C型肝炎や梅毒など)
などがあります。ただし、これらのリスクは施術者の技術や衛生環境、インクの品質などが大きく関係します。
一般人が行う眉毛タトゥーは安全基準が必ずしも保たれているわけではなく、これらのリスクが大きくなることがあります。 -
医療アートメイクの安全性医療アートメイクにも、腫れ・赤み・色素沈着などのリスクはありますが、医療機関で施術を行うため「トラブルに備えた安全体制」が整っていることが最大の安心材料です。
特に眉は”目のすぐ近く”というデリケートな位置にあるため、万が一の反応が起きた際に、その場で医師が診察・処置できる体制かどうかは非常に重要なポイントになります。IMAAの講習では、デザインや技術だけでなく、
- 衛生管理
- 感染予防
- 麻酔の基礎知識
- 器具の安全な取り扱い
など、医療アートメイクを安全に行うための土台を体系的に習得できます。
そのため、卒業後もお客様に安心して任せてもらえる施術者としてデビューすることができます。 -
IMAAでの安全管理体制IMAAでは、提携クリニックの院内で技術研修を行うため、万が一の場合にもすぐに対応することができます。
また、クリニック内での施術のため、衛生管理がしっかりとされており、必要な道具は全てそろった状態で技術研修を行うことができます。
医療アートメイクの持続期間とメンテナンス方法

医療アートメイクのカウンセリングで、ほぼ必ず聞かれるのが「どれくらい持ちますか?」「どれくらいでメンテナンスが必要ですか?」という質問です。
持続期間や色の変化を正しく説明できると、お客様の不安が解消し、施術者への信頼度も大きく高まります。
この章では、一般的な持続期間の目安と、きれいな眉を長く維持するためのポイントをわかりやすく整理し、施術者として必ず押さえておきたい知識をまとめて紹介します。
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医療アートメイクの施術後の持続期間と効果医療アートメイクは一般的には1〜3年持続すると言われています。しかし、入れた色味が薄かったり、定着が悪かったりするとこの限りではありません。
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長持ちさせるためのメンテナンス方法医療アートメイクを美しい状態で長く保つためには、最低でも2回の施術が基本です。 1回目は“土台づくり”で、形と色味を定着させる段階ですが、経過の中でどうしても一部が薄くなったりムラが出たりします。 そのため、2回目の施術では、
- 薄くなった部分の補正
- 色の濃さ・明るさの微調整
- 形の左右差や細部の仕上げ
を行うことで、より自然でムラのない完成形に整えていきます。
カウンセリング時には、「なぜ2回必要なのか」「どれくらいの間隔を空けるべきか(通常2~6週間)」をあらかじめ伝えておくと、お客様の安心感がグッと高まります。
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定期的なメンテナンスの重要性医療アートメイクは1〜3年で徐々に薄くなっていきます。全体的に薄くなる場合もあれば部分的に穴抜けのように薄くなる場合もあります。そのため、追加メンテナンスを1年以内に設けている所が多いです。メンテナンスを入れることにより常にきれいな眉でいられる他にも、1回の施術時間も短くなりお客様の負担も軽減できますよね。
医療アートメイクを選ぶ理由:自然な仕上がりとカスタマイズ性

医療アートメイクが多くのお客様から支持されている大きな理由は、自然な仕上がりとデザインの自由度の高さにあります。
眉の形は骨格・筋肉・表情・普段のメイク習慣などによって大きく変わるため、一人ひとりに合わせて最も似合うデザインを提案できるかどうかが、リピート率や紹介につながる重要なポイントです。
この章では、医療アートメイクならではの強みと、施術者としての魅力を最大限に引き出すための考え方をわかりやすく整理していきます。
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自然な仕上がりの実現方法自然な眉に仕上げる最大のポイントは、本物の毛流れをどれだけ忠実に再現できるかという点です。
IMAAでは、その実現のために2種類の眉デザインをご用意していますが、特に自然な印象を求める方に人気なのが、1本ずつ毛を描き足す「マイクロブレーディング」です。自眉がそのまま増えたように見えるため、
- ナチュラルメイク派
- すっぴんに自信を持ちたい方
- 眉メイクの“描いてます感”をなくしたい方
に多く選ばれています。
自然な毛流れを作るには、眉頭・眉山・眉尻で毛の向きや角度・長さを変えることがとても重要です。この繊細な調整こそが、人工的にならない自然な仕上がりにつながります。
IMAAでは、
- 紙でのシートレッスン(線の安定化)
- 立体フェイスマスクでの練習(角度の習得)
- モデル施術での実践(実際の毛流れに合わせた調整)
という段階的なカリキュラムで、初心者でも“自然な毛流れ”を再現できるよう丁寧にサポートしています。
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カスタマイズ性の高さとその魅力眉の医療アートメイクは毛並み眉とパウダー眉、さらにはこの2つをかけ合わせたオーダーメイドの3パターンの医療アートメイクを提供しています。
そのため、自然な増毛感を出せる毛並み眉「マイクロブレーディング」、

眉メイクの時間を短縮してくれてすっぴんでもメイクをしているかのように見せてくれるパウダー眉「パウダーグラデーション」、

この2つの特徴をいいとこどりした「マイクロブレーディングミックス」

と選ぶことができるため、より自分にあった眉を選ぶことができます。
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顔の骨格に合わせたデザインの提案医療アートメイクを初めて学ぶ人たちの多くが、「眉のデザインの方法がわからない」と声をそろえて言います。
IMAAではそんな不安も解消できるよう、眉のデッサンの講習には特に力を入れています。
顔には、一般的に見て美しい顔と認識する比率「黄金比」が存在します。その黄金比をもとに眉をデザインしますが、個々の顔の骨格や肉付き、髪型などでも似合う・似合わないがあるため、様々な要素を考慮してデッサンができるように講習を行います。
さらに、スムーズにデザインの提案やカウンセリングを行うことができるよう、医療アートメイクを行う前のカウンセリングの方法なども講習で学ぶことができます。
まとめ
医療アートメイクを習得するうえで大切なのは、まず「眉毛タトゥーとの違い」を正しく理解し、安全性が求められる理由を自分の言葉で説明できることです。
そのうえで、骨格や筋力を踏まえたデザイン力、衛生管理、リスク説明など、現場で必要とされるスキルを総合的に身につけていく必要があります。
IMAAアートメイクスクールでは、少人数制レッスンと提携クリニックでの実技研修を通じて、“お客様に選ばれる施術者”へ成長できる環境を整えています。
これから医療アートメイクを本格的に学びたい方は、まず無料体験会で講習の雰囲気やカリキュラムを体験してみてください。
ご自身のペースや将来像に合った学び方を見つける第一歩になります。
よくある質問
- Q.眉毛タトゥーは一生残りますか?
- A.眉毛タトゥーは、基本的には半永久的に残る施術です。
時間とともに色あせやにじみは起こりますが、完全に消すにはレーザー治療などが必要になることが多いです。 - Q.眉毛タトゥーのデメリットは?
- A.一度入れるとデザインや色を簡単に変えられないことが最大のデメリットです。
痛みが強いことや、色の変色・除去の難しさ、衛生管理が不十分な場合の感染リスクなどにも注意が必要です。 - Q.眉アートメイクの欠点は何ですか?
- A.眉の医療アートメイクは、1〜3年で薄くなり、定期的なリタッチが必要になる点が欠点です。
肌質によって持ちに個人差があり、ムラや色抜けが出ること、腫れやアレルギーなど医療行為ならではのリスクもゼロではありません。

