基礎知識

初心者でも安心!眉アートメイクの基礎知識とスクールガイド

眉の医療アートメイクが気になっていて、施術する側の「アートメイクアーティスト」になりたいと思っている方必見です。
この記事では医療アートメイクの基礎知識からIMAAアートメイクスクールでの眉アートメイクカリキュラムについてご紹介していきます。
初めてでもしっかりとしたサポートで卒業後のアフターフォローも万全のIMAAアートメイクスクールで自分の技術を磨きましょう。

医療アートメイクとは?その基本と魅力

  • 医療アートメイクとは

    医療アートメイクとは皮膚の浅い部分に専用の針やマシンを使用し色素を入れる美容施術です。 刺青やタトゥーとの違いは色素を注入する深さです。医療アートメイクは皮膚に永久に色素を残すことを目的としておらず、肌の代謝によって徐々に色素は薄れていきます。個人差はありますが、一般的には2年程度で薄くなっていくと考えられています。

  • 医療アートメイクの一般的な施術方法

    医療アートメイクの施術方法には2つあり、「マシン彫り」と「手彫り」に分けられます。

    マシン彫りは一定の深さで色素を注入できるため、均一な仕上がりになるのが特徴です。パウダーメイクをしたときのようなふんわりとした質感を表現することができます。しかし、一定間隔で色素を入れることから塗りつぶし感が出やすく、のっぺりとした平面的な見た目になりやすいです。マシン彫りは、メイクをしたときの眉に近い仕上がりになるため、普段から薄めのメイクの方は眉だけ浮いてしまう可能性もあります。
    手彫りと比べるとマシン彫りは比較的短い時間で施術を終えることができるため、身体的負担は少なくすることができます。

    手彫りは針によって細かな傷を作りそこに色素を注入していきます。人の手で丁寧に毛を1本ずつ描くように色素を注入していくため、自分の毛が増えたようなナチュラルな感じに仕上がります。力加減を微調整しやすいため、眉頭から眉尻にかけてグラデーションをつけたり、表現する眉毛の根元から毛先に向かってぼかしを入れたりと、細部までこだわった施術が可能です。しかし、マシン彫りと比べると時間がかかってしまったり、施術者の技術によっても大きく仕上がりが左右されてしまうのが手彫りの特徴です。

  • アートメイクスクールで学ぶべき基礎知識

    アートメイクスクールでは、色素の調合に必要なカラー理論や、黄金比をもとにしたデザインができるように学ぶデザインレッスンなどがあります。
    医療アートメイクは皮膚に傷をつけて色素を入れていく施術のため、衛生法なども学びます。

眉アートメイク施術前の準備と注意点

  • 施術前にお客様へ伝えるべき事

    医療アートメイクは一般的に2年程で薄くなっていきますが、完全に消えてなくなる訳ではありません。
    医療アートメイクを入れた後にお客様が後悔しないためにも、カウンセリングの際に将来的な事やリスクも踏まえてお客様へお伝えしていく必要があります。
    施術を受ける側はアーティストの症例を見て、アーティストを選びます。
    アートメイクアーティストとして活躍するためには、SNSなどでの自己アピールをしてアーティストとして自分をブランディングし集客していく必要があります。

  • 眉アートメイクの事前準備ガイド

    眉のアートメイクを受ける前にいくつか準備をしておくことがあります。
    基本的にはご自身の眉と同じぐらいの明るさで不自然さが出ないように色素を入れていきますが、自眉よりも明るい色を入れたい場合は、施術の1週間ほど前に眉のカラーをしておくといいので、その旨もカウンセリングの際にお客様に確認しましょう。
    元の眉の形や普段の眉のメイクを確認し、医療アートメイクの施術を行っていくため、眉毛は伸ばしたままで、普段のメイクをして来院していただき、似合うデザインをお客様へ提案していきましょう。

眉アートメイクの施術プロセス

  • 施術のステップバイステップガイド

    眉の医療アートメイクはまずデザインを決めていきます。顔の黄金比をもとに、個々の骨格に似合うデザインをご提案します。同時に入れていく色味を決めますが、基本的には自眉に近い色で色素を調合します。入れたい色味がある場合は事前に眉カラーをしてから施術を受けると、スムーズに医療アートメイクを受けることができます。
    デザインが決まったら麻酔を塗り、しばらく置いてから施術を始めていきます。
    麻酔が効いていると我慢できる程度の痛みですが、痛みが強い場合は麻酔を追加して痛みのコントロールをしていきます。
    施術が終わると保湿剤で施術部位を保護して終わりです。

  • スクールで習得できる施術テクニック

    IMAAでは眉の医療アートメイクは「パウダーグラデーション」と「マイクロブレーディング」という2種類の技法を習得することができます。

    パウダーグラデーションは、メイクをしていなくても眉にパウダーメイクをしているかのようにグラデーションをつけながら色素を入れていく技法です。ふんわりとした柔らかい仕上がりになるのが特徴です。

    一方マイクロブレーディングは、自眉を増やすかのように1本1本丁寧に線を描いていきます。毛のないところに自然な感じで毛を増やしたい場合に使われることが多い技法です。

    IMAAでは現在どちらも手彫りのみのコースをご用意しています。

眉アートメイクの持続期間とメンテナンス

  • 施術後のアフターケア方法

    医療アートメイクの施術後は色素の定着に関わるため、汗をかいたり医療アートメイクの部分を濡らす・クレンジングする、擦ったり掻いたり、運動やサウナなどで体温を上げる等、代謝が上がる行為は避ける必要があります。
    また、日差しが強い今の時期は特に、色素の変色や退色を防ぐためにも紫外線対策をする事も色素が綺麗に定着するにあたり重要です。
    1週間ほどは施術部位は触らない、何も塗らないようにしていただきたいため、日傘や帽子などを使用し紫外線から保護しましょう。
    施術部位は傷になっている状態なので、傷が治るまでの1週間程度はこれらのことに気をつけて過ごしていただくようにお伝えしましょう。

  • 医療アートメイクの施術回数

    1回目の施術が終わり傷が治癒した頃に、2回目の施術を行います。

    医療アートメイクで複数回施術が必要な理由は、人間の体には異物を体外に排出する機能が備わっているためです。1回目は色素を異物としてみなすため、個人差はありますが色素は半分以上排出されてしまいます。
    1回目でしっかりと色素を入れても自然に排除されてしまうため、複数回に分けて施術をする必要があります。また、肌のターンオーバーによっても色が排出されていくため、1回で定着させることは難しいのです。

    また、デザインの微調整や、色が薄くなった色味の調整など複数回にわたり施術する事で、お客様に合った希望の眉を完成させていきましょう。
    眉アートメイクの2回目の施術の目安としては、傷が回復する1回目の施術から2週間〜1ヶ月程経った頃になります。

アートメイクスクールの費用とその内訳

  • 費用相場とその内訳

    医療アートメイクを施術する側になりたいと思っている人、医療アートメイクを学びたいけど何から始めたらいいのかわからない人もたくさんいらっしゃると思います。
    医療アートメイクを施術する側、いわゆるアートメイクアーティストになりたい場合、まずはアートメイクスクールを探すところから始めましょう。 近年医療アートメイク需要が高まってきていることもあり、医療アートメイク専門のクリニックが運営するスクールや、医療アートメイクの施術歴の長いクリニックが運営するスクールなど様々あります。
    習得できる技術や、オンラインのみか実地研修もあるのかなどでも費用は大きく変わってきますが、アートメイクスクールの費用の相場としては初めてアートメイクを学ぶ方向けのプランで30万円〜高いところで100万円程です。

IMAAアートメイクスクールの特徴と魅力

IMAAアートメイクスクールの特徴は実技講習の多さや少人数制でしっかりと指導・サポートができるという点です。また、卒業後のサポートも充実しています。

  • IMAAアートメイクスクールのカリキュラムと学びの内容

    IMAAでは、初めての方はまずベーシック授業にてアートメイクの基礎知識や基本的なデザイン等をオンラインと対面にて学習します。
    ベーシック授業を修了したら、パウダーグラデーションコース、マイクロブレーディングコースそれぞれのカリキュラムにて技術やカウンセリングの方法、デザインのレッスンなどを行っていきます。全ての課題をクリアし、モデルへのアートメイクの施術による検定試験に合格するとディプロマ(認定証)をもらうことができます。

  • 少人数制レッスンのメリット

    IMAAでは、少人数制のレッスンを行っています。
    少人数のため、わからないことや不安なことを講師にすぐ聞くことができ、疑問をその場で解消することができます。また、課題の提出はオンラインででき、丁寧な指導を受けることができます。
    仕事をしながら受講するという方も少なくないため、無理なくステップアップができる環境を整えています。

  • 卒業後の就職サポート

    スクールを卒業した後、「自分で就職先を探さないといけない」「フリーランスで活躍できるかな」といった心配も多々あるかと思います。
    IMAAでは、卒業後の進路相談・サポート体制なども整えています。
    「経験をもっと積みたい」 「症例写真が欲しい」方は、 提携クリニックにて実績を積んでいただけます。
    講習で使用した消耗品の割引販売、 各種講習会への参加優遇、 提携店舗などの優待利用などもあります。

まとめ

IMAAアートメイクスクールで学ぶことができる眉の医療アートメイクには「パウダーグラデーション」と「マイクロブレーディング」という2つの技法があり、仕上がりが全く異なるためどのような雰囲気の眉を提供したいかで学びたい技法を選択するといいでしょう。これから医療アートメイクを学びたいと考えている方や、医療アートメイクのスクール選びで迷っている方は、そのスクールの症例や、卒業生の症例などを参考にスクールを選ぶといいでしょう。
マシン彫りか手彫りかによっても仕上がりが異なります。どの彫り方の講習を行っているかも選択する上で重要になるため、しっかりと確認するようにしましょう。

国際美容医療アートメイク協会が運営するアートメイクスクール
IMAA事務局 広報チーム
執筆者
IMAA事務局 広報チーム

本コラムでは、皆さんに役立つ医療アートメイクに関する情報をお届けします。基礎知識から最新のトレンド情報のみならず、医療アートメイクには不可欠な眉デザインの上手な描き方やメイクアップ方法など幅広く発信します。