基礎知識

髪の生え際への医療アートメイクで小顔効果抜群!IMAAのスキルアップ講習をご紹介

髪の生え際への医療アートメイクは、小顔効果や薄毛のカバーなど様々なメリットがあります。
しかし、より綺麗な状態で持続させるには日々のケアや施術後のケアが重要になります。
生え際アートメイクを検討中の方や、生え際アートメイクを習得したい人向けに詳しく解説していきます。

医療アートメイクで美しい生え際を実現する方法

医療アートメイクは髪の毛の生え際にも施術することができます。生え際の医療アートメイクの基本や、ポイントを解説します。

  • 生え際アートメイクの基本

    医療アートメイクを髪の毛の生え際に施術できることをご存じでしょうか。
    生え際への医療アートメイクは、頭専用の色素と針を使用し頭皮に色素を入れ、髪の毛があるように見せる医療アートメイクの技術です。

    髪の生え際への医療アートメイク施術は

    ・おでこの広さを調節して小顔に見せることができる
    ・生え際の左右差を無くすことができる
    ・おでこを出した時に地肌が透けて見えないようにできる
    ・生え際の薄毛をカバーできる

    などの特徴があります。

    医療アートメイクの施術により地毛が抜けることはなく、体質や肌質にもよりますが描いた医療アートメイクは1〜3年持続します。
    髪の生え際の毛流れに沿ってデザインしていくため、自然に増毛したような感じを実感することができます。

  • 自然な生え際を作るためのポイント

    生え際の医療アートメイクのデザインは大きく分けて3パターンあります。

    全頭・・・髪の毛の生え際全体に医療アートメイクを施します。おでこの面積を狭くし、小顔に見せたい場合におすすめです

    M字両側・・・おでこのM字のように少しずつ薄くなってきた部分に医療アートメイクを施し、綺麗なおでこの生え際のラインを作っていきます

    部分・・・生え際のラインに左右差があったり、部分的に薄くなっているところのみ医療アートメイクでラインを整えたい人におすすめです

生え際アートメイクのメリットとデメリット

医療アートメイクにはメリットもあればデメリットもあります。両方を知り、今後の生え際への医療アートメイクの参考にしてください。

  • メリット: 時間とコストの節約

    生え際への医療アートメイクのメリットは毛髪が増えたように見えるため、今まで生え際付近のメイクで小顔を作っていた人は時間の節約になりますし、ヘアラインを気にせずにヘアスタイルを決めることができます。
    また、メスを使わない施術のため傷跡が残る心配もなく、すぐに効果を実感できる点も魅力です。
    医療アートメイクを一度入れると、洗髪やクレンジングで落ちてまたメイクしないといけないという心配がなくなるため、毎日のメイクの時間も短縮できます。

  • デメリット: 施術後のメンテナンス

    生え際への医療アートメイクのデメリットは、施術後も描いたラインを持続させたい場合に定期的なメンテナンスを行う必要があるということです。
    体質や肌質にもよりますが、医療アートメイクの持続期間は1〜3年程です。しかし、頭皮は汗をかきやすく油分によって色素が抜けやすくなる部位でもあります。また、医療アートメイクをした後に生え際が後退してしまうと、後退した部分だけ浮いてしまい不自然に見えることもあるため、定期的なメンテナンスが重要になります。
    医療アートメイクは一度入れると、やり直しやカラーチェンジができません。ヘアカラーをしても医療アートメイクの色は同じなので、不自然になってしまうことも考えられます。先々のことまで考えカラーを選ぶようにしましょう。

医療アートメイクで理想の生え際をデザインする

医療アートメイクで理想の生え際をデザインする際に重要なポイントを紹介していきます。

  • 施術前のカウンセリングで重要なポイント

    施術前には施術者とデザインや色の共有をしっかりとしましょう。一度色素を入れてしまうと変更がききません。
    理想の生え際の参考となる画像や写真を持参すれば、自分の作りたい形をスムーズに伝えることができます。その画像をもとに自分の骨格や顔の形に似合うようにデザインしてもらえるためおすすめです。

  • 顔全体のバランスを考慮した生え際デザイン

    医療アートメイクで生え際をおでこの方に広げ、小顔効果を得ることもできますが、度を越えておでこ側にラインを伸ばすことは不自然さにもつながるため、施術者は骨格を見ながらラインの提案をします。顔全体のバランスを考え、個人個人にあわせた生え際のデザインを提案してもらいます。

生え際アートメイクの施術前に知っておきたいこと

  • 施術前の準備と注意事項

    次の項目で詳しく解説しますが、施術後1週間ほどはヘアカットができなくなるため、ヘアカットを予定している人は事前に済ませておきましょう。
    ヘアカラーやパーマ、ブリーチに関しても施術後しばらくできなくなりますが、施術前にヘアカラーをしてしまうと地毛の色がわかりづらくなり、医療アートメイクで入れた色味と伸びてきた地毛の色味とでギャップが生まれる可能性があります。もしも医療アートメイクの前にヘアカラーをする場合は、できるだけ自然な色味で医療アートメイクを入れることができるように、根元は地毛の色を残しておくことをおすすめします。

生え際アートメイクの施術後のケア方法

生え際への医療アートメイクの施術後は、ケア方法や日々の生活によって定着や持ちが左右されます。ケアの基本や生活する上での注意点を解説します。

  • 施術直後の基本的なケア

    施術直後は医療アートメイクの針による傷やかさぶた、赤みなどが出ます。これらのダウンタイムは1週間程度で治まることがほとんどですが、ダウンタイムの期間に注意していただきたいのが

    ①温めない
    ②擦らない
    ③日焼けしない
    ④濡らさない

    ということです。

    傷ができている状態のため、温泉やプール、施術部位へのメイクなどは避け、清潔にするように心がけましょう。また、傷の治りを遅くしてしまったり、新陳代謝がよくなることで肌のターンオーバーが促進され色素の定着が悪くなってしまったりすることが考えられるため、飲酒や激しい運動、長風呂やサウナなどは1週間ほど控えるようにしましょう。汗や洗髪の際の水によって色素が定着する前に流れ出てしまう可能性もありますので、最低でも3日間は施術部位の洗髪は避けるようにしてください。
    かさぶたができると痒みが出ることがありますが、擦らないように気をつけてください。かさぶたを無理にはがしてしまうと傷跡が残ってしまう可能性があります。

  • トラブル予防のために気をつけること

    施術直後の基本的なケアをお伝えしましたが、医療アートメイク後の肌トラブルを避けるために気をつけていただきたいことが他にもいくつかあります。

    ①施術後1週間ほどはヘアカットは止めておく
    ヘアカットの際に施術部位を触ってしまう可能性があります。かさぶたができている部分に触れたり擦ったりしてしまうことは肌状態の悪化につながるため、できれば施術前にヘアカットを済ませておくといいでしょう。

    ②ヘアカラーやブリーチ、パーマなどは施術後1ヶ月ほどはしない
    ヘアカラーやブリーチ、パーマなどは頭皮への刺激が強くなります。傷ができている部分にこれらの薬剤が浸透してしまうと皮膚へのダメージが大きくなります。さらに、カラーが医療アートメイクの部分に浸透してしまうことで、色素の変色などが起こり理想とかけ離れた色になってしまう可能性もあります。そのため、施術後1か月間は避けるようにしてください。

    ③施術部位へのスキンケアや育毛剤などは使用しない
    眉や唇などの医療アートメイク後は保湿のためにクリニックで処方された軟膏を塗り保湿をしますが、頭皮は元々皮脂が多く出る部分のため保湿は必要ありません。スキンケアや育毛剤などはかえって皮膚に刺激を与えてしまい肌トラブルにつながる可能性があるため、触らずにそっとしておきましょう。

  • 効果を長持ちさせるためのポイント

    ヘアラインへの医療アートメイクの施術は、1~3年程持続しますが、できるだけ綺麗な状態で長持ちする方がいいですよね。そのためには、紫外線から施術部位を守るようにしましょう。医療アートメイクの施術後紫外線を浴びてしまうと、色素が変色してしまったりターンオーバーにより退色してしまったりする可能性があります。
    特に施術後2週間は直射日光は避けるようにしてください。ただし、施術部位への日焼け止めの塗布は肌トラブルを引き起こす可能性があるため、日傘や帽子などで紫外線対策を行うようにしましょう。

IMAAアートメイクスクールで生え際アートメイクを学ぶ

ここまで解説してきた生え際への医療アートメイクは、IMAAで技術を習得することができます。

  • IMAAアートメイクスクールの特徴と強み

    IMAAでは、生え際への医療アートメイクのスキルアップ講習をご用意しています。
    IMAAは「デッサン力」「少人数制」「実技の多さ」「充実のアフターフォロー」が魅力のアートメイクスクールです。

    「デッサン力」
    個人個人の骨格にあわせた形をイメージして描き、細かく微調整しトータルバランスを重視しした技術、デッサンカを身に着けることができます。

    「少人数制」
    「質問しやすく、疑問点をすぐに解決出来る」 「講師の目が届きやすい」「細かい指導が受けられる」など、一人ひとりに合わせてもらえるので、しっかりと学ぶことができます。
    また課題提出は、オンラインで丁寧に指導が受けられます。無理なくステップアップができるような環境を整えています。

    「実技の多さ」
    即戦力として働くために必要な知識に加えて、IMAAではモデルを使用した実技講習を多く行います。
    少しでも多くの経験を積む事で身につくスピードが早くなり、実践のイメージができやすく、繰り返し行う事で手際が良くなります。

    「充実のアフターフォロー」
    卒業後も様々な不安や心配を取り除くために講師の下、実技指導が受けられます。また「経験をもっと積みたい」 「症例写真が欲しい」方は、 提携クリニックにて実績を積んでいただけます。さらに、就職先のご案内・ 転職のコツ・開業時のアドバイスなど様々な形でフォローさせていただきます。

  • カリキュラム内容と学習ステップ

    髪の毛の生え際などのアートメイクは、IMAAで医療アートメイクの技術を習得した卒業生へのスキルアップ講習としてご用意しています。
    もちろん初めて医療アートメイクを学びたいという方向けの無料授業体験会も実施していますので、初めての方で医療アートメイクの技術を習得したい方もぜひ一度お問い合わせください。

まとめ

髪の毛の生え際の医療アートメイクは、おでこの形を整えて小顔効果を得ることができたり、生え際の左右差を無くすことができたり、薄毛をカバーしたりすることができます。
一度の施術で1〜3年ほど持続しますが、肌のターンオーバーとともに色素が排出されていくため、施術後のケアや生活が重要になります。
IMAAではスキルアップ講習として生え際への医療アートメイク講習をご用意しています。

国際美容医療アートメイク協会が運営するアートメイクスクール
IMAA事務局 広報チーム
執筆者
IMAA事務局 広報チーム

本コラムでは、皆さんに役立つ医療アートメイクに関する情報をお届けします。基礎知識から最新のトレンド情報のみならず、医療アートメイクには不可欠な眉デザインの上手な描き方やメイクアップ方法など幅広く発信します。