基礎知識

アイラインの医療アートメイクとは?失敗しないクリニック選びとメリット&デメリットを解説

医療アートメイクは眉やリップへの施術が有名ですが、アイラインへの施術も可能です。
「アイラインを引かないと目力が出ない」と悩んでいる方にとって、医療アートメイクは「四六時中落ちないアイライン」を入れられる救世主のようなもの。

アイメイクに力を入れている方にとって、メイク時間の短縮やメイクの失敗を防ぐこともできるため、魅力的に感じる方も多いでしょう。しかし、目元への施術は少し不安という声も少なくありません。

そこで今回は、アイラインの医療アートメイクを受けるクリニック選びのポイントやメリットとデメリットなどを解説します。

アイラインの医療アートメイクとは?

アイラインの医療アートメイクとは、まつ毛が生えているまぶたの縁の部分に、専用の針を使って色素を入れるものです。色素を入れることで、目元の印象を強くし、目を大きく見せることができたり、まつげの量を多く見せたりすることができます。
医療アートメイクの色素は刺青とは異なり、2~3年程かけて徐々に薄くなっていくのが特徴です。そのため、年齢や流行りのアイメイクに合わせてデザインを変えられます。

アイラインの医療アートメイクをオススメしたい方

具体的に、アイラインの医療アートメイクをオススメしたい方をご紹介します。

● メイク時には必ずアイラインを引く方
● アイラインが引きにくくなってしまった方
● アイラインを引くのが苦手な方
● すっぴんでも目元の印象を強くしたい方

アイメイクをする際、アイラインが欠かせない方はめずらしくありません。目元の印象をガラッと変えるため、アイラインを引かないと外に出るのも憂鬱な方もいるでしょう。

しかし、アイラインを引き慣れた方であっても加齢によりまぶたがたるみ、引きにくくなってしまう場合があります。また、元々不器用でアイラインを引くこと自体苦手な方もいるでしょう。

また、キレイに引いたアイラインもクレンジングすると消えるため、すっぴんの印象が弱くなります。温泉やプール、ジムなどで汗をかいたり水分に触れたりする場面でもアイラインが落ちないか不安になるでしょう。

このように、アイラインが欠かせない方は、医療アートメイクで落ちないアイラインを入れることでいつでもキレイな目元を演出できるのでオススメです。

アイラインの医療アートメイクの値段相場

アイラインの医療アートメイクは、施術2回分で5万円〜7万円程度が相場となります。安いところでは2万円程度ですが、経験数の少ない施術者が担当したりモニター価格だったりする可能性があるため注意が必要です。

また、施術費用の他にも初診料やカウンセリング料、麻酔料、指名料などもかかることが多いです。

● 初診料:3,000円
● カウンセリング料:無料~3,000円
● 麻酔料:3,000円~5,000円
● 指名料:10,000円~

医療アートメイクは、痛みを伴う施術であるため、基本的に毎回麻酔を使用します。クリニックによって異なりますが、3,000円〜5,000円程度は毎回必要になると考えておきましょう。

指名料は、施術者のランクなどによって料金が変わります。ランクが上になればなるほど指名料は高額になり、予約も取りにくくなるでしょう。
ただし、安定した施術を求めるなら施術者の指名がオススメです。

アイラインの医療アートメイクのメリット

医療アートメイクでアイラインを入れると、多くのメリットを実感できます。主に挙げられる4つのメリットを見ていきましょう。

 
  • すっぴんでも目力が保てる

    医療アートメイクは、クレンジングや水などでは落ちないため、すっぴんでも目力が保てます。もちろん、擦っても色素は薄くならないため、花粉症の時期などでもキレイなアイラインのままです。

  • メイク時間が短縮できる

    アイラインは、しっかりキレイに引こうとすると、時間がかかってしまいがちです。医療アートメイクでアイラインを入れておけば、メイク時間が短縮されて朝の貴重な時間も有意義に過ごせるでしょう。

  • アイメイクの失敗が減る

    まぶたのコンディションによっては、アイラインがなかなかキレイに引けないときもあるでしょう。

    ガタガタのアイラインになってしまった場合、最初からやり直すしかありません。もしくは、その状態で1日過ごさなければならないことも。

    その点、医療アートメイクでアイラインが入っていれば、アイメイクの失敗はほとんどせずに済むでしょう。

  • 目を大きく見せることができる

    アイラインは、デザインや引き方によって目を大きく魅力的に見せることができます。

    プロによるアイラインのデザインは、顏全体のバランスを見て決めていくため、普段のアイメイクよりも目を大きく見せる効果が得られるでしょう。

アイラインの医療アートメイクのデメリット

アイラインの医療アートメイクには、気になるデメリットもあります。メリットと併せて確認しておきましょう。

 
  • 施術中の痛みが強くなりがち

    目元はデリケートな場所なため、施術時の痛みが強くなりがちです。とはいえ、基本的に麻酔を利用するため、大幅に痛みは和らぎます。

    万が一、痛みに弱く麻酔をしても我慢できないときは、麻酔を追加してもらえるので相談しましょう。

  • 施術後にアイラインのデザイン変更や修正は難しい

    医療アートメイクは、色素が消えるまで2〜3年かかります。そのため、施術後の大幅なデザインや色味の変更などは難しいことがほとんどです。

    加齢などで目元が下がってくることも考慮して、アイラインのデザインを決めるのも良いでしょう。

  • 施術後の腫れが出やすい

    施術後の腫れや赤み、内出血、出血、傷、かさぶた、色素沈着などが回復するまでの時間を、ダウンタイムと呼びます。アイラインの医療アートメイクの場合、ダウンタイムは約1週間を目安にしておきましょう。

    特に、目元は腫れやすいため仕事などの調整が必要になるかもしれません。腫れに関しても、1週間程度を目途に引いてくると考えておきましょう。

  • 1回の施術では終わらない

    医療アートメイクは、1回では色素が定着しにくいため、基本的に2回の施術が必要です。

    1回目の施術後、色素の馴染み方などを見て約1~3カ月以内を目安に2回目の施術を行います。

失敗しないアイラインの医療アートメイクを受けるためのポイント

目元の印象を大きく変える、アイラインの医療アートメイクを受けるためのポイントを4つご紹介します。

 
  • 医師が常駐しているクリニックを選ぶ

    医療アートメイクは、医師法17条に該当する医療行為です。

    【医師法17条】
    ● 医師でなければ医業をしてはいけない

    医療アートメイクのように、人の皮膚に針を使って傷をつけ色素を注入する行為は医師法17条に該当します。そのため、医師が常駐しているクリニックでしか施術は認められていません。
    看護師も、医師の指示がない限り患者様への施術は違法行為になるため注意が必要です。アートメイククリニックや美容クリニックなど、必ず医師が常駐しているか確認してから施術を受けましょう。

  • アイラインの実績が多く症例写真が掲載されているクリニックを選ぶ

    アイラインの実績が多く症例写真が掲載されているクリニックは、実際に施術を受けるときのイメージもしやすくクオリティーも確認できます。

    公式サイトやSNSなど、多くの症例写真を参考に、理想の目元に仕上げてくれるクリニックを探してみましょう。

  • カウンセリングを大事にしているクリニックを選ぶ

    アイラインは、目元の印象を左右するだけでなく、非常にデリケートな部分の施術になります。そのため、施術者と念入りにデザインや注意点を共有することが大切です。

    カウンセリングを念入りに行ってくれるクリニックだと、希望も伝えやすく疑問点なども聞きやすく安心感に繋がります。

  • エステや個人サロンは避ける

    医師が常駐していないエステや個人サロンは、医師法17条に違反しているため危険です。料金の安さなどから選ぶ方もいますが、無資格者の施術によるトラブルは非常に多くなっています。

    大切な目を守るためにも、エステや個人サロンは避けましょう。

アイラインの医療アートメイクはMRI検査可能か確認する

MRI検査とは、磁場と電波を照射したときに起きる体内組織の反応によって、さまざまな疾患を発見する検査方法です。アイラインに限らず、医療アートメイクの色素によっては、MRI検査が受けられない場合があります。

特に、酸化鉄が多く含まれている色素を使用していると、アートメイク部分に熱がこもって火傷してしまったり正確な検査が受けられなかったりするためです。

今は、MRI検査に対応できる色素を使用しているクリニックも増えています。とはいえ高性能なMRI機器だと、どのような色素にも反応する可能性があるのも実情です。

近々MRI検査を受ける予定のある方は、医療アートメイクの施術を検査の後に受けられるよう、なるべく調整できればベストです。また、アートメイク施術後にMRI検査を受ける場合は、医師への申告を忘れないでくださいね。

アイラインの医療アートメイクが受けられない方

残念ながら、アイラインの医療アートメイクは誰しもが受けられるものではありません。
以下の項目に当てはまる方は、症状が落ち着くまでは施術を控えて回復を優先させましょう。

  • 目元の手術を受けたばかりの方

    二重手術や眉下切開・眼瞼下垂などの手術を受けたばかりの方は、アイラインの医療アートメイクの施術は受けられません。手術してから3~6ヶ月程度経過後であれば、アイラインの施術は可能です。

    不安な方は、手術をした担当医に許可を得てから医療アートメイクの施術を受けましょう。

  • 花粉症の症状が目元に出ている方

    花粉症の症状が目元に出ている方は、症状が落ち着くまでアイラインの医療アートメイクの施術はできません。かゆみなどにより、目元を擦ってしまう可能性が高いためです。

    アートメイク施術時の傷が回復していないときに擦ってしまうと、雑菌などにより感染症を起こす恐れがあるため避けましょう。

  • 目の疾患がある方

    ものもらいや結膜炎など、一時的な目の疾患がある方も治るまではアイラインの医療アートメイクを受けられません。専用の針で傷をつけて色素を入れるため、症状が悪化したり色が定着しなかったりします。

    キレイにアイラインを入れるためにも、ものもらいや結膜炎などが完治してから施術しましょう。

アイラインの医療アートメイクに関する不安点

最後に、アイラインならではの医療アートメイクに関する不安点について3つ解説します。

  • メイクはいつからできる?

    医療アートメイク後、かさぶたが自然に剥がれるまでメイクは控えましょう。個人差もありますが、約1週間でかさぶたは剥がれる方が多くなっています。

    アイラインの医療アートメイクのかさぶたは、薄い皮状のものなので想像しているよりも目立ちません。

  • まつ毛のエクステはしたままでも施術できる?

    まつ毛のエクステは、事前に外してから施術を受けましょう。施術後にまつ毛のエクステを付けたい場合は、アートメイクの傷が完全に治るまでは控えた方が無難です。

    個人差がありますが、傷が完全に治るまでは1~2週間程度見ておくと良いでしょう。

  • コンタクトレンズはいつから入れて大丈夫?

    コンタクトレンズは、施術後翌日以降から装着可能です。また、コンタクトレンズを装着したままアートメイクの施術をすると目を傷つける恐れがあるため外します。

    施術当日は、あらかじめ眼鏡を利用するかコンタクトケースと眼鏡を持参して来院しましょう。

まとめ

アイラインの医療アートメイクは、メリットが多くアイメイクに力を入れている方や​目力を出したい方​にオススメです。施術するクリニック選びを慎重に行うことで、理想の目元に仕上げてもらえます。

必ず、医師が常駐していてアイラインの実績や症例写真が多いクリニックから選びましょう。

また、目の疾患がある方や手術前後の方は、医療アートメイクが受けられないため注意が必要です。医師とも相談して、施術する日程を組んでくださいね。

IMAA事務局 広報チーム
執筆者
IMAA事務局 広報チーム

本コラムでは、皆さんに役立つ医療アートメイクに関する情報をお届けします。基礎知識から最新のトレンド情報のみならず、医療アートメイクには不可欠な眉デザインの上手な描き方やメイクアップ方法など幅広く発信します。