基礎知識

リップ(唇)アートメイクとは?解消できる悩みや施術費用などを解説

これからリップアートメイクを始めてみたい人に、リップアートメイクについてまとめた情報を紹介します。

費用、痛み、ダウンタイムなどについて分からないことがたくさんある人もいるでしょう。そのような人に向けてまとめた記事なので参考にしてください。

リップアートメイクは、顔全体の印象が良くなるメリットや、化粧直しをしなくて済むメリットがあります。第一印象を明るくしたい人や、口角が下がらないようにしたい人は、ぜひ挑戦してみましょう。

リップ(唇)アートメイクとは

リップアートメイクは、唇に色素を入れることで、常に自分が気に入った色・形の唇を保てます。

唇に色を塗る口紅と同じように捉える人もいますが、実はそうではありません。リップアートメイクは、タオルやハンカチなどで口元を拭いても色素が落ちないようになっているので、口紅のように塗り直ししなくて済みます。

また、唇に色を塗るだけではなく、唇に厚みを出したい、形を整えたい、人中を短く見せたいなど、入れ方により、自分がなりたい唇にすることができます。

そして、医療アートメイクをすると、日常生活のさまざまな悩みを解消できるのでおすすめです。食事のときやお風呂上りにも、自分が好きな唇の色で生活を送れるので嬉しくなります。

リップ(唇)アートメイクはこんな悩みを解消できる

主に3つの悩みを解消できるようになっています。

  • 顔全体の印象

    施術することで唇の血色が良くなります。そのため、顔全体の印象が暗くて元気がなさそうに見えていた人の悩みを解消できます。

    唇のデザインを良くすると、顔全体の印象を良く見せられるのでおすすめです。その部分が明るくなると、元気な印象を与えられるでしょう。

    メイクをしていなくても唇の血色が良いので、一緒に過ごす相手に与える印象が良くなることから、第一印象で損していた人や、唇の色が暗くて具合が悪そうに見られていた人などにおすすめです。

  • 唇の血色

    唇に口紅を塗ったままマスクを付けると、マスクに唇が付いてしまってメイクが崩れてしまいがちです。お出かけのときに、化粧室に駆け込んでメイク直しをしている人も多いのではないでしょうか?

    また、マスクを何度も付けたり外したりするうちに、メイク直しが面倒になってくるでしょう。

    医療アートメイクは、マスクを外しても唇の色が悪くなっていることや、メイク崩れが発生しないようになっています。

    何度もメイク直しをしなくても、マスクを付けたり外したりしても、唇の血色はいつも良好に保たれています。

    現在、リップアートメイクが人気のサービスとなっているのは、このような理由が挙げられます。

  • 下がった口角

    唇の色を自分の好きなようにできるだけではなく、唇のかたちも変えられます。これは、色素を注入する範囲を自分で決められるからです。

    唇のかたちにコンプレックスを抱えている人や、ボリュームのあるかたちにしたいと考えている人におすすめです。

    口角が下がっていると、元気がない印象を与えるだけではなく、機嫌が良くない印象も与えてしまうので、できる限りそのような印象を持たれたくないものです。

    唇の薄い人も、理想とする人に近づきたいと考えている人も、リップアートメイクを試してみましょう。

リップ(唇)アートメイクのメリット・デメリット

メリットを3つ、デメリットを2つ紹介します。

  • メリット

    まず、顔全体の印象が良くなります。

    会話しているときは、どうしても相手の口元を見るようになるので、明るい顔色の人と話をしていると良い印象を抱けるでしょう。

    自分が明るい気分になるだけではなく、一緒に過ごしている人も明るい気持ちになれるのでメリットがあります。

    次に、化粧直しをしなくて済みます。

    食事を終えたとき、マスクを外したとき、化粧してから時間が経過したときなどに、化粧直しをする必要がありません。リップや口紅をお出かけ先で持ち運ぶ必要が無いので、快適に生活を送れるでしょう。

    また、マスクに口紅の色が付くこともないので安心です。そして、メイクをする時間を短くできます。

    リップや口紅を塗る必要が無いので、出勤前の忙しい時間帯にバタバタする必要がないので、余裕を持って行動できるようになります。

  • デメリット

    リップアートメイクをすると、唇が傷つくので一時的に免疫が下がり、口唇ヘルペスになる可能性があります。その為、リップアートメイク後は単純ヘルペスウィルスに抗ウィルス薬を処方するクリニックも多いです。
    内服薬を服用する以外にも抵抗力を下げないように、栄養のある食事や生活習慣を整えるなどヘルペスウィルスが出現しないよう気を付ける必要もあります。
    口唇ヘルペスの既往があり、リップアートメイク施術希望の方は、一度施術するクリニックで相談しましょう。
    また、想像していたイメージの唇になるには、施術者とのカウセリングで自分がなりたい唇を伝えることが大切です。なりたい唇の写真をみせて施術者とイメージをあわせることも大事です。

リップ(唇)アートメイクに関するよくある質問

さまざまな質問に回答します。費用、痛み、ダウンタイムについて見ていきましょう。

  • Q.施術費用はどれぐらいかかる?

    A.2回の施術がセットになっているのが一般的で、値段は10万円以上が相場となっています。 費用はクリニックで違いが見られます。

    なかには、10万円以下で施術を行っているところもありますが、その料金は1回の施術料金を示している可能性があります。

    一般的に、医療アートメイクが完成するまで何度か施術を受けるようになっているので、10万円以下の料金が掲載されていても安いかどうか判断するのは難しいでしょう。

  • Q.痛みはある?

    A.眉の医療アートメイクよりも痛みを感じやすいといわれています。これは、温度や質感を感じとる神経が、唇の場合は敏感になっているからです。

    痛みの感じ方には個人差がありますが、基本的には麻酔で痛みを感じにくくしてから施術するようになっています。

    また、注射で局所麻酔を打ってくれるクリニックもあるので、痛みに弱い方や恐怖心が取れない人は事前にクリニックに相談しましょう。

  • Q.ダウンタイムの期間は?

    A.唇の腫れなどのダウンタイムは、徐々に落ち着いていきますが、もし持続するようであれば、クーリングを行いましょう。

    皮がむけるのが1週間程度で落ち着きますが、その間は保湿を心がけなければいけません。また、皮を無理やり手などで取ろうとすると、色素が定着しないことが考えられるので注意してください。

    ダウンタイムの期間は色素が定着するように、保湿などのアフターケアをきちんと行いましょう。

  • Q.リップアートメイクは腫れますか?

    A.個人差はありますが、施術後3日~4日後には落ち着きます。

  • Q.リップアートメイクは皮はめくれますか?

    A.施術直後から腫れが生じ、翌日から表皮が剝がれはじめます。個人差はありますが、症状は1週間程度で落ち着きます。

  • Q.リップアートメイク後の食事はできますか?

    A.食事は施術3時間後からとることが可能ですが、刺激の強い食べ物や熱い、冷たい飲み物を飲食する場合は気を付けて下さい。

まとめ

リップアートメイクは、顔全体の印象を良くするので、第一印象を良くしたい人におすすめです。

また、マスクを付けたり外したりするときに、化粧直しをしなくて済みます。リップや口紅を持ち運びする必要もないので、荷物も減らせるでしょう。

唇の色やかたちを自分好みにアレンジしたい人は、クリニックに相談してください。これまでとは違う新しい自分に出会えるでしょう。

費用がクリニックにより違いがあるので、クリニックに相談してください。また、痛みに不安を感じている人も、クリニックに相談しましょう。

ダウンタイムは1週間程度設けられているので、その期間は保湿などを怠らないようにします。興味のある人はリップアートメイクを始めてみましょう。

国際美容医療アートメイク協会が運営するアートメイクスクール
IMAA事務局 広報チーム
執筆者
IMAA事務局 広報チーム

本コラムでは、皆さんに役立つ医療アートメイクに関する情報をお届けします。基礎知識から最新のトレンド情報のみならず、医療アートメイクには不可欠な眉デザインの上手な描き方やメイクアップ方法など幅広く発信します。