- 基礎知識
医療アートメイクでキャリアアップ!「太めのアイライン」のメリット・デメリットとは?
医療アートメイクでアイラインを入れるとき太めがいいのか、細めがいいのかその理由について解説していきます。また、アートメイクアーティストになるうえでの心構えやスクールの選び方なども解説していきます。
美容分野への転職を希望している看護師の方はぜひ参考にしてみてください。
医療アートメイクのアイラインは太めがいい?
医療アートメイクでアイラインを入れるとき、太めがいいのか細めがいいのか迷いますよね。アイラインの太さの決め方について解説します。
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医療アートメイクでアイラインを入れる効果
医療アートメイクでアイラインを入れる効果は何と言っても、メイクをしていなくても目力があり、目元を際立たせることができるという点ではないでしょうか。
しかし、アイラインを入れる位置や長さ、太さによってはすっぴんになった時に変に浮いてしまうということも考えられます。アイラインを入れる位置には3パターンあり
- ・目を閉じても見える位置に入れるため、アイラインを書き足した感がある、まつ毛の外側に入れるアウトライン
- ・自然な仕上がりになる、アウトラインとインラインの間まつ毛の生え際に沿って入れるナチュラルライン
- ・ナチュラルラインより内側の粘膜に入れるため、より目力が強くなりやすいインライン
クリニックによってはテール(目尻)の部分のデザインを選べるところもあります。 施術者の技術や、学んだスクールによって左右されるため、施術を受ける際は事前の確認が必要です。 また、インラインへの医療アートメイクは粘膜への施術となるため、涙の蒸発を防ぐため皮脂を分泌するマイボーム腺を色素で塞いでしまう可能性があります。塞がれてしまうとドライアイなどのリスクがあるため、実施しているクリニックはあまり多くありません。
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好みや流行よりも顔に似合うかが重要
アイラインの流行は数年で変わっていくため、できれば流行が変わっても適応できる長さや太さのアイラインの施術をおすすめします。
SNSや芸能人のアイラインが必ずしも自分の顔に似合うとは限りません。客観的な視点で見たときに、一番似合うデザインを提案してもらえるかどうかも施術者の経験にかかってきます。まずは自分に似合うデザインを描いてもらい、アイメイクなどで理想のアイラインを作るようにしましょう。
医療アートメイクは一度入れるとすぐには消すことができないため、慎重に選ぶようにしてください。
ラインを太くしたい場合は、メイクで太くすることをおすすめします。 -
自然に太めに仕上げるには
どうしても太めに入れたいという人は、入れる色や均一に太くしないなどに気をつけてみましょう。
黒で太めに入れてしまうとすっぴんになった時やナチュラルなメイクをしたい時にどうしても浮いてしまうため、黒以外のダークブラウンなどの暗めの色にするようにしましょう。
また、太さも均一にするのではなく、目頭は細くし黒目の上だけ太くするなど全体のバランスを見ながら太さを調整するようにしてください。
手彫りと機械彫り:異なる仕上がり
手彫りと機械彫りでは仕上がりに差が出ます。それぞれの彫り方の特徴をご紹介します。
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手彫りの特徴とは
手彫りの特徴は細かい部分まで微調整が可能という点です。
アイラインでの印象を左右するテール(目尻)の微調整も可能です。機械音の恐怖や、腫れのリスクも軽減できます。しかし、手彫りは施術者の技術レベルで彫る深さが均一ではないと痛みが出やすかったり、時間がかかってしまいます。まつ毛のの中埋めやインラインに適しています。 -
機械彫りの特徴とは
一方で機械彫りは、ペン型の機械を使って一定の速度で針を動かし規則的に彫っていくため、均一な仕上がりになる点が特徴です。また、均一に彫っていくため、色素がしっかりと入り、退色しにくい点も特徴です。
機械で彫っていくため、時間が短く痛みも手彫りと比べると少ない点がメリットです。
デメリットとしては塗りつぶしたようなのっぺりとした仕上がりになる点ですが、むしろこのデメリットはアイラインの施術には向いている技法です。
看護師からアートメイクアーティストへの道
病棟看護師から美容分野の看護師やアートメイクアーティストへの転職のメリットはどのようなことでしょうか。
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美容分野への転職がもたらすメリット
美容分野への転職は何と言っても自分自身が綺麗になれるという点が一番のメリットではないでしょうか。
クリニックに通っていただくお客様を綺麗に導くのはもちろんのこと、お客様に感化され自分自身ももっと綺麗になりたい、綺麗になるためには何をしたらいいのかと勉強することで、お客様にその知識を還元することもできます。
夜勤がつらく日勤だけの仕事をしたいという人や、美容が好きで誰かを綺麗にしたいという人、将来的にひとつの場所にとらわれずに医療アートメイクを提供していきたいと考えている人などに、美容分野への転職は適しているでしょう。 -
アートメイクアーティストに必要な資格とトレーニング
アートメイクアーティストになるために必要な資格はありません。
ただし、医療アートメイクは医療行為であるため、医師または看護師・准看護師の免許が必要です。アートメイクアーティストになるための資格は必要ないとお話ししましたが、アートメイクスクールに通い取得できるディプロマ(認定証)を持っていることで、美容クリニックへの就職やフリーランスとして働く際の信頼度アップにつながります。
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美容分野の看護師になるうえでの心構え
病棟で勤務していた看護師が美容が好きだからと美容分野の看護師へ転職する話は多くあります。しかし、転職後病棟勤務とのギャップからすぐにやめてしまう人も少なくありません。
そんな人の特徴としては、看護師になりたいと思ったきっかけが「人を救いたいから」や「人のためになりたいから」といった、人命救助に使命感を見出し看護師になった人が多いように思います。
美容分野の看護師は日勤のみの勤務で、夜勤に疲れた看護師や自分の時間を作りたい看護師などが転職を希望することもありますが、本当に美容が好きで美容の力で誰かを幸せにしたいと強く願う気持ちがないとなかなか続かない職でもあります。
その中でも、近年人気度が上がってきている医療アートメイクの分野は、技術力やセルフプロデュース力が必要になるため、特にフリーランスで働くことを考えている人はこれらの力をしっかりと伸ばしていくことも大事になります。
アートメイクスクール選びのポイント
数あるアートメイクのスクールから自分に合ったスクールの選び方を簡単にご紹介します。
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講師の質と経験
スクールによって、現役の講師なのか人気アーティストなのか講師の種類は様々です。
現役のアーティストであれば、売れるまでの実体験や悩みなどの相談がしやすいでしょう。
しかし、学ぶにあたって教え方の上手さやわかりやすい授業であるか、的確なアドバイスのできる講師であるかなども重要になります。
また、今までの経験があり経験から教えることができても、施術内容がアップデートされていなければ学べる技術もそれまでになります。
講師の質の確認には、各スクールが実施している無料の体験会への参加や卒業生の評判、学ぶスクールの症例や学ぶ講師の症例などを確認するといいでしょう。 -
カリキュラムの内容
医療アートメイクを学びたいけど、仕事の休みが取れなかったり遠方で頻繁に通うことができない方もいらっしゃるでしょう。
そんな方でも学びやすいオンラインと実地の両方を備えているスクールがおすすめです。 学びたいカリキュラムがあるかどうかはもちろんですが、無理なく通うことができるか、スケジュールが組みやすいかなども重要視するポイントとなります。しかし、ここで気をつけていただきたいのが実地研修の回数です。あまりにも実地研修が少ないと技術の習得が難しく、卒業後即戦力として働くことができない場合もあるため、実地研修が何回あるのかもしっかりと確認しておきましょう。
IMAAならモニター講習が充実しており、その場でアドバイスをもらうことができるため、自信をもって卒業することができます。
IMAA卒業生 Y様
引用:Googleクチコミ
アートメイクナースを目指そうと、色んなスクールの見学へ行きましたが、imaaは他のスクールと違い、アートメイクの体験ができました。ぼんやりしていたアートメイクの施術がイメージ化ができ、とても楽しい!ここで習いたい!と思えました。そして、アートメイクは技術職、他のスクールよりもモニター講習が多い点も入学の決め手となりました。決して安いとは言えない授業料ですが、質も量も伴った非常に熱心なスクールだと体感しております。講師や事務の方々が本当に親身で生徒想いで、また白を基調とした綺麗な設備環境にも満足しております。いつもありがとうございます!スクール選びで悩まれておられる方は、是非体験会に参加して欲しいです^_^ -
卒業後のサポート体制
スクールを選ぶうえで、卒業後のサポートが整っているかも重要なキーワードになります。 スクールによっては、卒業後提携しているクリニックでの採用があったり、フリーランスであれば仕事場を提供してくれたりと、卒業後すぐに働けるスクールもあります。
IMAAは卒業後、医療アートメイク技術を発揮できる採用情報のご提供や就職のサポートを行っています。美容クリニックの面接突破講義や、美容クリニックの必須治療などが学べます。
他にも、追加受講やお悩み相談などのサポート、各種講習会への参加優遇、医療アートメイクで必要な用具や消耗品の購入の割引、連携店舗・サービスのご利用の優待などの特典を受けることができます。
まとめ
アイラインの医療アートメイクは、すっぴんやナチュラルメイクの時に変に浮いてしまうことが考えられるため、太すぎるアイラインは避ける方が無難です。
どうしても太くしたい時は、太さに強弱をつけることで上記のようなデメリットを回避できます。
医療アートメイクは手彫りか機械彫りかで仕上がりや色の持ち、施術時間などが変わるため、どちらを用いてアイラインの医療アートメイクを行っているかしっかりとチェックするようにしましょう。
アートメイクアーティストへ転身をお考えの方は、アフターフォローや実技研修の充実しているIMAAでの学習をおすすめします。