- 基礎知識
有名芸能人たちのなかでは医療アートメイクが常識?
医療アートメイクは、有名芸能人たちにとっては当たり前となりつつある施術です。眉や唇のほか、さまざまな気になる部位を自分の理想どおりに変えてくれるので、手軽に美しい状態を叶えてくれます。
有名芸能人たちの発信で、医療アートメイクの存在を知った人は多いかもしれません。本記事では、医療アートメイクの基本や失敗例なども詳しく解説します。クリニック選びのポイントも紹介しますので、参考としてお役立てください。
男性芸能人も眉の医療アートメイクをしている
最近では、医療アートメイクの存在は一般の人にも知られるようになってきました。一般の人が医療アートメイクを知るきっかけとなったのは、有名芸能人たちの存在が大きいでしょう。
「あの芸能人のような顔立ちになりたい」「同じクリニックやサロンに通いたい」といった理由で、医療アートメイクを検討している人は多いかもしれません。いまや、医療アートメイクは女性芸能人だけではなく、男性芸能人も多くの方が受けています。
女性芸能人は、眉やリップなどに施術を受けるケースが多いいっぽう、男性芸能人は眉に医療アートメイクを施す例が多く、きりっとした綺麗な眉を実現させています。医療アートメイクの対象は性別を問わないことが、近年人気を集めている理由のひとつでしょう。
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眉は清潔感にも直結する
男性芸能人が医療アートメイクによって眉を整えるのには、理由があります。芸能人は人に見られやすい仕事なので、身なりを整えるのは必須です。
身なりには清潔感がとても大切ですが、眉は清潔感を決定づける部位としても知られています。眉ひとつで表情が変わることもあるため、気を遣う人が多い部位です。
しかしながら、眉を整えることに苦手意識を感じる人も多いのが事実です。そんな人は、医療アートメイクで綺麗な整った眉を実現すれば、日々のストレスをなくせるかもしれません。
医療アートメイクは失敗が怖い?
医療アートメイクはメリットの多い施術ですが、いくつかのデメリットがあるのも事実です。医療アートメイクの失敗を防ぐためには、どのような点に注意すればよいのか、詳しくチェックしていきましょう。
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施術者は医療資格と知識を持っているか
医療アートメイクは、立派な医療行為です。理想的な自分に近づけるとあって、医療行為だと認識されないことも多いため、注意が必要です。医療行為ということは、選ぶクリニックも医療機関であることが求められます。
当然、施術者は、医師や看護師の資格をもった人でなければなりません。資格を持った施術者は、高い技術や知識を兼ね備えています。しかし、なかには資格を持たずにクリニックを運営しているところもあるので、気をつけてください。
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価格だけが安いクリニックではないか
医師や看護師の資格なしで、医療アートメイクを施すクリニックは違法です。違法クリニックで医療アートメイクを受けると、術後に後悔するリスクが大幅に高まります。
デザインがおかしいという被害もありますが、とくに注意しなければならないのは健康被害です。傷口が治らないなどの例も多いため、違法クリニックは避けなければなりません。
そ違法クリニックは、格安を宣伝していることが多いのも特徴です。価格の安さだけでクリニックを選ばないようにしましょう。
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綿密なカウンセリングを行ってくれたか
医療アートメイクの失敗を防ぐには、丁寧なカウンセリングがあるかがとても重要です。どれだけ実績の高いクリニックであっても、綿密なカウンセリングを行わないところもあります。
しかし、施術者を信頼しすぎたために、カウンセリングの際にデザインや施術内容が深く共有されていなかったなどのトラブルがあります。カウンセリング時に疑問や不安に思ったことは、積極的に質問するようにしてください。
実際の失敗例
情報を集めるなかで「医療アートメイクに失敗した」という話をよく耳にするかもしれません。医療アートメイクにおいて、実際にはどのような失敗が起こりやすいのでしょうか。具体例をもとに、医療アートメイクにまつわる失敗を見ていきましょう。
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眉が左右非対称で美しくない
医療アートメイクの失敗にありがちなのは、眉が左右で非対称になってしまったという例です。左右の眉が非対称になる原因は、施術者の技術力がないこと、眉の筋肉に左右差がある、左右で毛流れが違うなどがあげられます。美しい眉を仕上げるには、まず左右が対称であることが大切です。
左右対称に合わせるには、技術者の技術力はもちろんですが、筋肉が左右対称でなければ美容治療のアドバイスをしてくれたりなど、お顔全体を見てしっかりカウセリングしてくれるアーティストを選ぶことが重要です。失敗を予防するためにもアーティストやクリニック選びには気をつけましょう。
眉が非対称になってしまうと、顔の印象にも表れやすくなります。クリニックを選ぶ際は、技術力のある医師を見極める必要があります。
ただ、丁寧なカウンセリングがなければ、いくら高い技術力のある医師だとしても左右非対称になるリスクはあります。失敗を予防するためにも、クリニック選びやカウンセリングには気をつけましょう。
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施術後まもなくまばらに退色して汚くなった
医療アートメイクでは、術後に変色してしまう例もあります。インクが退色してしまったために、かえって汚く見えてしまうことも珍しくないのです。
医療アートメイクの変色に関しては、施術者の技術力だけが原因ではありません。施術後に時間が経つにつれて生じることがほとんどで、アフターケアの過ごし方や使うインクでも変色や退色につながることもあります。
ただ、信頼できるクリニックのほとんどは、施術の際に変色のリスクにも対応してくれるはずです。
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希望と異なるデザインや色になった
「施術されたデザインや色に納得がいかない」という失敗も、医療アートメイクではよく耳にする内容です。希望のデザインや色にならないのは、施術者の知識や技術力の不足が理由です。
かといって、目元のメイクを疎かにすると、顔の印象が薄くなったり、野暮ったくなったりしてしまいます。
また、施術者とのイメージを共有しきれていない場合に生じることも多いため、やはり綿密なカウンセリングがとても重要です。施術者が十分に説明してくれるとも限らないので、自分の理想をしっかりと伝え、わからないことは聞く準備をしておいたほうがよいでしょう。
失敗しないクリニック選びのポイントは?
医療アートメイクに失敗したくないのなら、信頼できるクリニックに頼るのが一番です。しかしクリニックへの信頼性は、どのように判断したらよいのでしょうか。医療アートメイクのクリニックを選ぶポイントを紹介します。
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クリニックのホームページ
失敗しないクリニックを選ぶコツは、ホームページをしっかりと確認することです。たとえば医療アートメイクに自信をもつクリニックは、施術を検討している人が安心できるように実績をアピールしています。
顔が明るく見える唇の色は一人ひとり異なり、なかには肌の色と元の唇の色が合っていないために疲れた印象を与えてしまっている人もいます。
症例なども紹介し、どのような実績があるのかを具体的に示しているので、かなり参考になるはずです。自分の理想とするデザインや色を施術した実績のあるクリニックは、相性がよい可能性が高いでしょう。
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実際の利用者の口コミや感想
クリニック選びで重要なのは、実際に利用した人の声です。最近では、インターネットでクリニックの名前を検索すれば、実際に利用した人の口コミや感想が掲載されています。
クリニックのなかには、ホームページに利用者の口コミや感想を加えているケースもあるため、判断材料になりやすいです。口コミや感想の印象があまりよくない場合、いくら気になったクリニックでも相談しないほうがよいでしょう。
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納得できるまでカウンセリング
信頼できるクリニックは、患者が納得のいくまでカウンセリングを行ってくれます。通常のカウンセリングでは、患者の不安を少しでも取り除き、失敗のないようにお互いの認識をすり合わせています。
施術内容のほか、施術にかかる時間やダウンタイム中の経過、アフターケアの方法、理想のデザインや色など、丁寧なカウンセリングを行います。もしカウンセリングの時点で違和感を抱いた場合は、新たなクリニックを探すことをおすすめします。
眉毛アートメイクに関するよくある質問
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Q.眉毛アートメイクをしている人はどれくらいの割合ですか?
A.現在需要がとても増えています。男性の需要も増えているので、今後もっと割合は増えてくるでしょう。
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Q.医療アートメイクは10年後にどうなりますか?
A.アートメイクはターンオーバーの影響を受ける表皮に色を入れていくので、施術後経過とともに色は退色していきます。
施術方法により差はありますが、部分的にや完全に消えている場合もあります。
まとめ
医療アートメイクは、理想の自分を実現させる近道です。有名芸能人たちの間でも医療アートメイクを受けているケースは多く、施術の対象は性別を問いません。有名芸能人たちが医療アートメイクを受けていることから「憧れに近づきたい」と施術を検討している人は多いでしょう。
しかし、医療アートメイクはメリットだけではなくデメリットもあります。いくら技術力や知識のあるクリニックに相談したとしても、失敗するリスクがないわけではないことを頭に入れておきましょう。
失敗を防ぐためには、クリニック選びが非常に重要です。芸能人が通っているからと安易に決めるのではなく、本当に自分が信頼できるクリニックを選んでください。