基礎知識

初めての眉毛ケア!濃い眉さんにもおすすめしたい基本の整え方 

眉毛は、顔や表情の印象に大きく影響を与えるパーツです。そのため、濃さや角度、長さなど、常に整えておくことが大切です。ただ整えるだけではなく、自分に合っているかどうかも大切ですよね。

とはいえ、自分で整えたいけれど、やり方が分からないという人もいるでしょう。また、自分で整えてはいるけれど、上手くいかない、納得できていないという人も、なかにはいるかもしれません。

そこで今回は、初めての人でも分かりやすい、眉毛の整え方についてご紹介していきます。濃くて整えにくいという人にも取り組みやすい内容になっているため、参考にしてはいかがでしょうか。

必要な道具を用意しよう

まずは、眉毛を整えるために必要な道具をそろえましょう。

  • 顔全体が映る鏡

    自分の顔がすべて映る鏡を用意しましょう。顔全体が見えることで、眉毛のバランスが取りやすくなり、きれいに完成させることができます。

    手鏡では眉毛しか映せないため、バランスが取りづらく、失敗しやすくなってしまうため、大きな鏡を準備しましょう。

  • アイブロウペンシル

    まずは、ペンシルを用いて理想的な眉毛になるように形をとり、化粧をする必要があります。えんぴつタイプのものや、くり出しタイプのものがあるため、好みのものを準備しましょう

  • ハサミ・毛抜き・コーム

    ハサミは毛を短く切るために、毛抜きは必要のない毛を抜くために使用します。コームは、毛の流れを整えたり、毛をそろえて切りやすくしたりする役割があります。

  • ● 濃い眉さんはスキハサミもおすすめ

    眉毛が濃いのがお悩みの人には、スキハサミを使って整えるのがおすすめです。スキ刃がついているため、毛の濃さをコントロールすることができます。

    眉毛用のスキハサミがあるため、準備しておきましょう。

  • フェイス用のI字カミソリやシェーバー

    眉毛を剃るために、I字カミソリやフェイス用のシェーバーも用意しましょう。カミソリよりも肌に負担がかかりにくいとされています。

  • クレンジングなど洗顔アイテム

    眉毛を整えた後に、化粧を落とすためにクレンジングや洗顔料が必要になります。お好みの洗顔アイテムを用意しておきましょう。

  • 化粧水などスキンケアアイテム

    化粧を落とした後には、肌を保湿するために、化粧水や乳液などのスキンケアアイテムも用意しておくのがおすすめです。しっかり保湿しておくことで、次のステップに進みやすくなります。

基本の黄金バランスを知ろう

きれいな眉毛にするためには、黄金バランスを知ることが大切です。眉毛は「眉頭」「眉山」「眉尻」の3つに分けることができます。何も決めず整え始めるとガタガタになってしまったり、失敗したりする可能性が高いですが、3つの位置を最初に決めてから整え始めると、バランス良く完成させられます。

それでは、さらに具体的に解説していきましょう。

  • 眉山の位置を決める

    眉山の位置は、黒目の外側~目尻を目安に決めると、バランスが取りやすく、きれいな仕上がりになります。眉山は、眉尻から約3分の1あたりにくるのが基本となります。

    位置を決めにくい場合には、ブラシの柄の部分を目尻に当てながら、眉山の位置を確認してみましょう。

  • 眉尻の長さと高さを決める

    短めの眉毛にしたい場合は、口角と目尻を結んでできるラインの先に、長さのある眉毛にしたい場合は、小鼻と目尻を結んでできるラインの先に、眉尻がくるようにします。

    短めの眉毛は若々しい印象になり、長さのある眉毛は大人っぽさがあり華々しい印象になるため、なりたいイメージに合わせて長さを決めましょう。

    また、眉尻は、眉頭よりも下がらないように注意し、眉毛の高さは、左右対称になるように心がけましょう。

  • 眉頭を決める

    眉頭が内側に入り過ぎると、怖い印象を与えてしまいます。眉毛と眉毛の間はある程度あけて、優しい印象になるように心がけましょう。

    基本的には、眉頭の位置は、小鼻のくぼんでいる部分の真上にくるようにしましょう。そうすると、自然に眉毛と眉毛の間があくようになります。抜け感も出るため、おすすめです。

眉毛を整えてみよう

眉毛を整えるために必要なものを準備できたら、いよいよ整えていきましょう。順を追って、説明していきます。

  • アイブロウペンシルを使って形をとる

    黄金バランスを参考に、まずは理想の眉の形になるようにペンシルを用いて描きましょう。あらかじめ形をとっておくと、失敗する確率が少なくなります。

    ここでは、左右対称になるように意識して描くのがポイントです。苦手なほうの眉毛から描き始めると、左右対称にしやすいため、おすすめです。また、初めから眉毛が左右非対称である場合には、低いほうに合わせて描くと成功しやすいため、試してみましょう。

  • 描いた形からはみ出た毛を取り除く

    続いて、ペンシルを用いて描いた形からはみ出ている毛を、ハサミで切ります。毛の根元から切りましょう。この時、コームで毛流れをある程度整えてから切り始めてください。

  • コームとハサミで毛量を調節

    切り終えたら、コームとハサミを使って毛量を調節します。ここでのポイントは、毛をすべて同じ長さにしないこと。同じ長さにそろえると、横から見た時にチクチクしているように見えることがあります。また、平面的な眉毛になるため、野暮ったい印象になってしまいます。

    眉山・眉尻は、他の部分より薄くなるように心がけましょう。

  • カミソリで必要ない毛を剃る

    続いて、理想的な眉毛の形にするために必要ない毛を、カミソリで剃ります。カミソリを使う時は、こめかみを少し引っ張った状態でおこないましょう。そうすることで肌が平坦になるため、剃りやすくなります。

    必要ない毛がなくなるだけで、目元がすっきりして明るい印象になるため、十分に剃りましょう。

  • 最後にクレンジング&スキンケアアイテムで保湿

    最初にペンシルを用いて描いた化粧を落とすために、クレンジングと洗顔をします。化粧を落とせたら、化粧水や乳液で肌を保湿しましょう。カミソリを使った後は肌が敏感になるため、しっかり保湿するのがポイントです。

大変・難しいと思ったときは

ここまで眉毛の整え方について説明してきましたが、難しいと感じる人もいるでしょう。自分で左右対称に整えられるのか、毛量を調節できるのか、不安に思うこともありますよね。

そこで、そんな時におすすめしたい対処法をご紹介していきます。

  • 眉サロンでプロに相談

    自分で眉毛をケアするのに自信がない人は、眉サロンでプロに相談するのがおすすめです。困っていることや悩んでいることを相談することができます。

    眉サロンには専門のスタッフがおり、相談するだけでなく、自分の理想に仕上げてもらえます。

  • 医療アートメイクで洗練眉をゲット

    医療アートメイクをするのも、おすすめです。医療アートメイクとは、専門の針を用いて皮膚に傷を作って色素を入れ、肌に着色を施すもの。医療行為であるため、医師免許あるいは看護師免許をもつスタッフしか施術をすることができません。

    色素を入れるといっても、タトゥーよりも浅い層までにしか注入しないため、2~3年ほどで色が薄くなっていきます。

    そのため、将来的に眉毛の形を変える可能性がある人にも向いているでしょう。

    医療アートメイクは、水や汗、クレンジング、洗顔料で落ちることがないため、化粧をしていない時でもきれいな眉を保つことができます。化粧の時短にもなるため、忙しい人にも良いでしょう。

まとめ

眉毛が整っていないと、どれだけ完璧な化粧をしていても、野暮ったい印象になってしまいます。清潔感がなく、垢抜けていない印象を抱かれることもあるでしょう。

眉毛は、角度や長さによって顔や表情の印象がかなり変わるため、なりたい自分像に合わせて整えましょう。

自分でお手入れする方法について解説してきましたが、自分でできる自信がないという人は、眉サロンで相談をすると良いでしょう。

医療アートメイクは、自分の理想通りに仕上げてもらえるうえに、お手入れが楽というメリットがあります。

眉毛に悩みを抱える人は、検討してみてはいかがでしょうか。

国際美容医療アートメイク協会が運営するアートメイクスクール
IMAA事務局 広報チーム
執筆者
IMAA事務局 広報チーム

本コラムでは、皆さんに役立つ医療アートメイクに関する情報をお届けします。基礎知識から最新のトレンド情報のみならず、医療アートメイクには不可欠な眉デザインの上手な描き方やメイクアップ方法など幅広く発信します。